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石油の世紀 下 支配者たちの興亡

ダニエル・ヤーギン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140051696
ISBN 10 : 4140051698
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1991
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    「第2次世界大戦後、石油をめぐる主舞台は中東に移った。民族主義の台頭による石油国有化、数次にわたる石油ショックは、石油まみれの現代文明を根底から揺るがせた。われわれはついに、石油の軛から逃れられないのか。激動する中東の石油地帯・石油まみれの現代文明。戦争の裏側にはいつも石油があった。」

  • Shin

    下巻は主に戦後の国際石油市場の支配権を巡る国家、企業、そして個人の欲望のぶつかり合いとして描かれる。巨視的に見れば、石油の黎明期に「利権」として国際石油会社に与えられたものを産油国が国有化するところが分水嶺であり、その後は消費国と産油国、産油国同士が取り分(経済的レント)を掛け金とした政治ゲーム(戦争やクーデターを含む)を繰り広げてきたことが分かる。エピローグにある「危機は予見されているものの、不意に襲ってくる」は今もなお真であり、エネルギー地政学のくびきは決して弛んではいない。

  • KAZOO

    下巻は戦後の話になっています。今までは先進国にうまい汁を吸われ通津k帝田中東諸国が、武器としての石油を使いながら力をつけていくありさまが描かれています。この著者の筆力というものを非常に感じさせてくれた上下巻でした。OPECができるまでの石油関連の歴史書はこれ以上のものはないと思います。

  • 人生ゴルディアス

    ほぼ一年間積読。ヤーギン先生石油講座。戦前の話は皆名前くらいは知ってる財閥が大抵石油で財を成していることに一攫千金の夢があったのだなあとわくわくし、下巻に当たる戦後は国家間とメジャーの泥臭い冷戦期的なあるいは石油版グレートゲームを楽しんだ。原油高で居丈高になったイランのシャーの高転びや、OPECの権威失墜など、栄枯盛衰で楽しめる。中東の歴史のお勉強にもなりました。シェール・オイルって昔から目をつけられてはいたけれど・・・というものだったのね。あと、本書の中での日本の扱いが大国っぽいところに時代を感じる

  • takao

    ふむ

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