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ムクの祈り タブレット純自伝

Tabretto Jun

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784898156001
ISBN 10 : 4898156002
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あなたは「タブレット純」を知っていますか?


テレビ・ラジオ出演、週刊誌・新聞連載などレギュラー多数、
浅草・東洋館や「笑点」にも出演する、歌手にして歌謡漫談家、歌謡曲研究家‥‥。

リサイタルのチケットは秒殺、黄色い声援が飛びかう局地的大スターは、じわじわと一般的人気を得て、噂の人に!

異能かつ異端の存在「タブレット純」は、どのように誕生したのか。
いま一番気になる存在・タブレット純が初めて綴る、泣き笑い青春記。


★★
阿川佐和子さん、武田砂鉄さん推薦!

まるで韓流ドラマのよう。切なさと愛おしさと弱さと大胆さと、愛とサスペンスに満ちたタブレット純の物語を知ったら、どんなに落ち込んでいても、きっと外へ飛び出したくなるはずだ。彼の人生は、密やか、かつ華やかである。普段忘れていても、鼻のそばを通り過ぎたとたん、たちまちさまざまな景色と記憶を蘇らせてくれる豊潤な香りのごとく、ふとした拍子に蘇り、読者の心をチクチクケタケタ刺激する。
──阿川佐和子

この人が頑張っているなら今日も頑張ろうと思ったことが一日だけあります。
それは自分がとても弱っている日のことでした。
──武田砂鉄
★★


[目次より]
古本屋の終焉/思いつきで、介護の道へ/歪んだ分岐点/嫉妬/ムードコーラスな一夜/何かが動き出した夜/夢かうつつか、マヒナスターズ/初舞台はぼろぼろに/ヘルパー、スナック、行ったり来たり/お葬式が最後のステージに/廃人すれすれ/デイサービスの昼下がり/演芸場へ漂着/「タブレット純」となる‥‥


──ぼくは一匹の犬と自分を重ね合わせることが多くなっていた‥‥幼少の頃、我が家の飼い犬だったムク‥‥人生をもがき、さまようほどに、ムクの瞳は夜露となって、心を濡らすようになっていた‥‥(本文より)

【著者紹介】
タブレット純 : 幼少時より古い歌謡曲に目覚め、思春期は中古レコードを蒐集しながら愛聴、研究に埋没する。古本屋、介護職などの仕事を経て、「和田弘とマヒナスターズ」にボーカルで加入。グループ解散後はライブハウスなどで活動し、寄席・お笑いライブにも進出。ムード歌謡漫談という新ジャンルを確立する。ライブ、ラジオ、寄席等で活躍、人気を得る。テレビ、ラジオのレギュラー番組多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なっち

    読友さんの中に、タブレット純さんを知っている方が果たして何名くらいいるのでしょうか。私は数年前、たまたま見ていた脳ベルSHOWというクイズ番組で初めて純さんを知りました。中性的でびっくりするくらい腰が低く、でもマイクを握るとその歌唱力にびっくり。昭和の野球、相撲、プロレスに滅法詳しい。グループサウンズをこよなく愛し、週刊新潮にコラムを連載されています。私と同い年ということも気になり続けている理由のひとつです。本書はそんな純さんの自伝です。タブ純さんの参考書のネタが面白いので、もし良かったら見てください。

  • アリ子

    東洋館やラジオ・TVで独特の存在感を発揮、先日はお1人での舞台を楽しませてもらった。ムクは子供の頃飼っていたワンコの名前。ムクのせつない瞳とご自分を重ねつつ、今の芸風にいたる紆余曲折が語られていた。これからも活躍されますように。

  • あつし@

    ラジオ番組、高橋源一郎の「飛ぶ教室」に作者が招かれ本書が紹介されているのを聞いた。3軒目の書店で見つけて購入。読み始めたら、このカオスな魅力に惹かれて一気に読みあげてしまった。(明日、いや今日が辛くなるんだけど…) か細い声でささやく様に語りながら、突然どこから出るの?って感じの低音の声で歌い出す今の芸風の様に、自伝と称する半生記も転調につぐ転調で悲哀を通り越して笑いさえ浮かんできた。源一郎さんがラジオで言った様に「うまい」文章で、タブレット純ワールドにすっかり酔わされてしまった。秀作。

  • カニック

    純ちゃん結構キツイ人生を歩んできたんだね。唯一無二の芸風でこれからも活躍をお祈りします。

  • nonicchi

    図書館本。武田砂鉄さんや大竹まことさんの番組でこの作品が紹介(ご本人登場もあり)され、タブ純さんの来し方にっ興味があったので拝読。学校や職場で、ダメはダメなりに一生懸命、しかし上手くいかず自己嫌悪、捨ててしまった犬のムクに自分を重ねる姿にイライラしたり、共感したり…あっという間に読んでしまいました。東洋館で少しずつ認知されていき、自分の持ち味で活動できるようになり、お酒の力を借りずともステージに立てるようになって、こちらも安堵。恋の話は少し切なかったけど…。

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