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チョコレートの歴史 河出文庫

ソフィー・d・コウ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309464367
ISBN 10 : 430946436X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

遥か三千年前に誕生し、マヤ・アステカ文明に育まれたチョコレートは、王侯貴族の「飲み物」として長く壮大な歴史をめぐって現代の大衆的「食べ物」となった。原料カカオの植生と成分から始まり、神々の聖なる食物として香料、薬効、媚薬、滋養などの不思議な力をもつとされたチョコレートの魅力を語り尽くした名著。各時代のレシピ付き。

目次 : 序章/ 第1章 神々の食物の木/ 第2章 カカオの誕生―オルメカ=マヤ時代/ 第3章 アステカ族―五番目の太陽の民/ 第4章 出会いと変容/ 第5章 チョコレートのヨーロッパ征服/ 第6章 カカオ産地の変遷/ 第7章 理性と狂気の時代のチョコレート/ 第8章 大衆のためのチョコレート/ 結び―円の完結

【著者紹介】
ソフィー・D・コウ : 人類学者、食物史研究家。ハーヴァード大学博士号。「料理の話」誌に数多くの論文を寄稿。著書『アメリカで最初の料理』は世界的に賞賛を博した。1994年没

マイケル・D・コウ : ソフィー・D・コウの夫で、イェール大学人類学名誉教授。米国科学アカデミー会員

樋口幸子 : 早稲田大学卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 拡がる読書会@大阪

    カカオ豆をすり潰して砂糖を加えたものにココアバターを加えたものが「食べる」チョコーレートの原型なんだそうですが、 原材料のカカオは古代のメキシコから「神様の食べ物」とされ、貴重な薬の材料のような扱いだったようです。それを「飲み物」として摂取する形だったようで、歴史的には飲み物としての方が長いようです。 https://note.com/sharebookworld/n/ncce9e2d35b38

  • つくし

    たいへん勉強になりました。チョコレートが好きなため、軽い気持ちで読み始めたら大間違いでした。マヤ・アステカでのカカオの位置づけには、価値あるものと何となく知っていたものの驚愕。通貨としてカカオが使われたため、精巧な偽カカオまで発見されていたとは!(古代史や遺跡にも興味があるので、その点でも面白かったです)。ヨーロッパに伝わってからの、医学と関連した突飛もない論説もなるほどなと。さっそくホットチョコを作ろうと思います。(ココアではなく)

  • bibi

    ぎっしりと読み応えたっぷり。中南米のチョコレートの歴史は著者の専門領域だけあって詳細です。チョコレートをつまみながら寝っ転がって読む本ではなく、姿勢を正して向き合わなければいけないような気になりました。チョコレートに対する人間の熱狂の歴史、深いです。

  • 偏頭痛

    前に読んだチョコレートの世界史と違ってこちらはマヤやアステカのことについてずいぶんと詳しく書かれてる。カカオを最初に食していた人たちでその扱い方も今の我々とはずいぶん違うのは興味深い。

  • さとちゃん

    マヤ・アステカでどのように食されていたのか、その価値は、が詳しく書かれていて興味深い。欧州に持ち込まれてきてからの普及の仕方は、このように整理されるとわかりやすい。また、コーヒーや紅茶との位置づけの違いは気づいていなかったので驚いた。

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