Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• つちっち

  読了日：2021/11/17

  「構造」「素材」「技術」の３章構成。「構造」はかなり独創的なデザインばかりで自分の本棚にあればうれしいな。「素材」はまあ素材の話。「技術」は印刷と製本、とくに製本は数百枚の紙を一面で綴じる難しさ、その中にいろいろな工夫があるんですね。 もちろん内容が大事だし、それだけであれば電子書籍で十分でまた製本の苦労もいらないのだが、手に取って感じる楽しさやワクワク感もやっぱり欲しい。

• きゅー

  読了日：2018/10/19

  世界中の優れたブックデザインを集めた1冊。構造、素材、技術の3章立てになっている。おそらく一生現物を見ることはないであろう独特でユーモアな作品がこれでもかと紹介されている。入れ子構造の本、背の部分が別冊製本されている本、再生紙と豆腐で作られた「豆腐紙」を使用した本、溶接された金属ケースに入れる本、ゴムバンド装の本などなど。自分の語彙力ではとてもこれらの本を描写することができない。夢があって、遊び心があって、洗練されている。こういった本を集めた企画展でも開かれたらぜひ訪れてみたいものだ。

• ふう

  読了日：2018/04/16

  ”読む”だけでない行為を伴う読書体験を味わえる本たち。どれか一冊でも部屋に置いてあったらすごくセンスいい人と思われるだろうなぁなどといやらしい考えが浮かぶダメな私。みんな面白いし綺麗だし、順位なんてつけるものではないけど、お気に入りベスト3は「3つの物語の本」、「トルコの現代アート」、「秘密：隠匿と露呈の狭間」。

• Toshi

  読了日：2020/11/23

  原題のArt in Bookが表すように、これは本の装幀を超えて、本そのものがアートである作品集。様々な仕掛け、素材、製本、印刷方法を駆使した作品が紹介されており、特に手に取ってみたいと感じたのは、異なる紙の質で豆腐の種類の再現を試みた「豆腐」、ブックケースが金属のアートである「Antony Gormley」、段ボール箱を開くと本になる「Much More Than a Book」。ここに紹介されているのは、ある意味リアル本の究極の姿であるが、印刷物としての本の可能性を感じることができる一冊。

• むらさき文鳥

  読了日：2018/01/31

  もはや美術書という感じです。図解インデックスが親切。専門用語解説が最初にあるので読むときに困らないです。美しい本の写真満載で満足。（図書館本）

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