セロ・ハタン & ヴァーン・ハリス

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ネルソン・マンデラ 信念は社会を変えた! 2

セロ・ハタン & ヴァーン・ハリス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751530023
ISBN 10 : 475153002X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

46年かけて法学の学士号を取得。アフリカ民族会議(ANC)では48年かけて党首に。そして、27年に及ぶ獄中生活。ネルソン・マンデラの知られざる素顔とは?

目次 : 優れたリーダーとは/ 規範と原則(耳を傾ける/ 人間愛/ 痛み/ 責任感/ 自己解放/ ユーモア/ 日々の記録/ 時間、肉体、精神/ 死とむきあって)/ 平凡な日常

【著者紹介】
セロ・ハタン : 南アフリカ人権委員会の情報通信と広報部門の責任者を経て、現在、ネルソン・マンデラ財団の代表を務める。アパルトヘイト時代の犯罪を調査するために1995年に設立された、「真実究明と和解のための委員会」に記録面での裏付けを提供するなど、アパルトヘイト後の南アフリカ国立文書館の変革にたずさわる。ジョハネスバーグにあるヴィットヴァータースラント大学の南アフリカ歴史文書館(SAHA)の元館長で、南アフリカ憲法推進審議会(CASAC)、SAHA、および公開民主主義助言センターの諮問委員。2017年、その指導力に対してアルゼンチン、ブエノスアイレス市から名誉ディプロマが授与された。2019年には、人権とネルソン・マンデラの遺志の普及への取り組みに対し、イタリア、フィレンツェ市の鍵が授与され、ジャーナリスト作家財団からは平和文化賞が与えられている

ヴァーン・ハリス : 2004年から2013年までマンデラのアーキヴィスト(公文書や歴史的文書の管理者)を務め、現在、ネルソン・マンデラ財団でリーダーシップ・知識養成部門を率いる。南アフリカ国立文書館の元副館長で、「真実究明と和解のための委員会」の一員。南アフリカ、ポートエリザベスのネルソン・マンデラ大学の非常勤教授で、ケープタウン大学の名誉研究員。“Archival Science(文書館学)”誌、アメッド・カスラーダ財団、表現の自由研究所、南アフリカ歴史文書館の役員を務める。五冊の著書、共著があり、そのうちの小説二作品は南アフリカM−Net文学賞の最終候補となる。オーストラリア、カナダ、南アフリカで文書学関連書に与えられる賞を受賞。2014年、アルゼンチンのコルドバ国立大学から名誉博士号が授与された。米国イリノイ州ドミニカン大学大学院が、図書館情報学に寄与した研究者に委嘱するフォレット社協賛講座(2018〜19年)で講師を務める

原田勝 : 1957年生まれ。東京外国語大学卒業。主に英語圏の児童書・YA作品の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ルピナスさん

    ネルソン・マンデラ氏といえばその優しい笑顔と平和主義者的な活動や名言が記憶に刻まれていますが、全ての人種の平和的共存を目指すために当初は暴力も辞さず、目標達成のための決断は時に独断的であったことが身近な存在であった人により語られる一冊です。本書で氏の功績の詳細を知ることはできませんが、国を覆す程の活動を起こすリーダーの美談だけでは語れないパワーをひしひしと感じる内容でした。

  • ケニオミ

    図書館で見つけ、お持ち帰りにした一冊です。マンデラ氏についてはあまり知識がありませんでしたので、初歩的な知識は得ることができました。ある特定の資質がなければ、リーダーになれないのでしょうか。それとも、時代や環境がリーダーをつくるので、そんなことはないのでしょうか。本書を読んだだけでは判断できませんでした。

  • 冬将軍

    私の目には南アフリカ共和国のアパルトヘイト撤廃に命をかけた英雄に見えるが、本人曰く彼は「努力し続ける罪人」であり、本書には「マンデラという人物を単純化したり、理想化したりするのは無益である」とあるように、彼の人生からは要約しきれない知恵がたくさん学べそうだ。『肌の色や育った環境、信じる宗教が自分と違うという理由で人を憎むように生まれついている者などいない。人は教えられて他者を憎むようになる。憎むことを教えられるのなら、愛することも教えられるはずだ。なぜなら人間にとって、愛は憎しみより自然なことだからだ』

  • R.

    どんなリーダーも犯してはならない重大な過ちは、批判にさらされた時に過剰に反応し、まるで校長が、知識で劣る未熟な生徒たちにむかって話すように、議論をリードしようとすることだ。蝶のように舞い、蜂のように刺し、蟻のように働く。。などなど、とても参考になりました。偉大なリーダーでしたね。

  • Kitamuu

    上に立つ者は羊飼いのようなものだ。群れのうしろにいて、もっとも敏捷な羊を先に行かせておく。そうすれば残りの羊はあとに従うが、その間、だれも背後から操られていることに気づかない どんなリーダーも犯してはならない重大な過ちは、批判にさらされた時に過剰に反応し、まるで校長が、知識で劣る未熟な生徒たちにむかって話すように、議論をリードしようとすること 真のリーダーは、それがどんなに深刻であつかいにくいものであっても、あらゆる問題を利用し、議論が終わった時には、より組織が強化され、団結が深まっていることを目指す

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