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ゼレンスキー大統領の素顔(仮)

セルヒー・ルデンコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569852492
ISBN 10 : 4569852491
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

激変続くウクライナで発売された唯一無二の評伝。

目次 : プロローグ ゼレンスキーの“アカデミー賞政治部門受賞”/ ゼレンスキー大統領を狙った一〇件の暗殺未遂/ 大統領就任に向けて/ 「スタジアム、スタジアム」/ ゼレンスキーと四二〇〇万人の大統領たち/ ドラマ『国民の僕』を現実の世界へ/ 大統領の「狂気のプリンター」/ トランプの弾劾/ ボフダン副大統領/ 宇宙の一九七八年/ かけがえのない人、ユリヤ・メンデリ/ プーチンの目を見れば……/ キックボードに乗った素人/ マスリャコフの鐘/ ゴッドファーザー、ロドニャンスキー/ ユールマラでのスキャンダル/ 「第九五街区」ファミリー/ カディロフからの試練/ エボナイト棒/ ゼレンスキーの代役/ ゼレンスキーの「結婚式の将軍」/ ゼレンスキーとシェフィル兄弟/ コロモイスキーのナイフ/ ひざまずくポロシェンコ/ 集団主義のゼレンスキー/ 憧れのシウォホ/ 「国民の僕」の嘘発見器/ ゼレンスキーを薬物依存症にしたのは誰か/ エルマークの「側近」ゼレンスキー/ ゼレンスキーの「ドリームチーム」/ ゼレンスキーの建築家/ 魔法の数字「九五」/ ゼレンスキーの大統領就任を予言した人物/ ゼレンスキーのガガーリン/ 英雄に突きつけられた「ブラック・ミラー」/ ズヴィロビーとフェディナ、そして被害者/ 多くの謎を残した「ワグネルゲート」/ アフメトウの「クーデター」/ ブチャの虐殺

【著者紹介】
セルヒー・ルデンコ : ウクライナの時事評論家、テレビジャーナリストで、独『ドイチェ・ヴェレ』で毎週著者コラムを執筆し、インターネットテレビ局「エスプレッソ」の編集長を務めている。「ラジオリバティー」のウクライナ・サービスに勤務していた。ヴィクトル・ユシチェンコ、ユリヤ・ティモシェンコ、ヴィクトル・ヤヌコヴィチの側近に関する書籍は、雑誌『コレスポンデント』が選ぶ最高の本トップ20に選ばれた

安藤清香 : 東京外国語大学外国語学部ロシア東欧課程ロシア語専攻卒業。英国ブリストル大学大学院政治学研究科修了。国際関係論修士。外務省専門調査員として、在ロシア日本国大使館経済部、在ウクライナ日本国大使館経済班に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 紙狸

    2022年9月刊行。著者はウクライナの時事評論家。国内視点でレンスキー大統領を論じる。俳優ゼレンスキーは制作会社「第九五街区」の幹部だった。テレビ局を有するオリガルヒ(新興財閥)と深い関係があった。ロシアでも人気を博し、14年に親露ヤヌコビッチ大統領を倒した「マイダン革命」には距離を置いた。大統領に当選すると「第九五街区」関係者を大勢抜擢した。ツッコミどころが多い。ロシアの侵攻に立ち向かい、求心力が劇的に高まった。戦争については付記したように読める。原著はいつ書かれたのか。

  • ミチ

    ウクライナへの侵攻が起きてからのゼレンスキーの評価が上がったのは実はウクライナ国民が屈すること無く戦っているからであって世論を気にするがために、ゼレンスキーは代表者として降伏しない選択をし象徴にすぎないのかもしれない。

  • Kuma

    ゼレンスキー氏が大統領になる前の芸術監督や俳優として活躍していた頃から政界進出、ウクライナの戦争までの話。ウクライナ芸能界はロシアと密接でゼレンスキー氏もロシアのテレビ番組に出て有名になったらしい。その頃の仲間たちと『国民の僕』党を結成。大統領就任後仲間を次々と切り捨てた。いざ戦争に突入すると世界へ惨状を発信。士気の高い国民に後押しされて断固降伏拒否。ウクライナとロシアは欧州への憧れがあるなど似ている点があるし、ウクライナ人の中にもロシア語を使う人がいたり、戦争になっちゃったのが不思議だし悲しい。

  • とりもり

    ゼレンスキーについての前提知識がない人を読者に想定していない本。読み進むに連れて「KVN」からゼレンスキーが台頭してきた経緯、そして「第九十五街区」と「国民の僕」の関係などは理解できるが、とにかく読みにくいし、後で前の記述の意味が理解できるという箇所も少なくない。それでも、世界を席巻するゼレンスキーという男の本質が理解できるという意味では希少な本。政治の素人の大統領でも、現在のゼレンスキーの立ち回りは想像以上だろう。但し、巻末のアンドリー・グレンコの解説は明らかに不要。★★★★☆

  • バルジ

    今や自由民主主義世界の象徴ともなったゼレンスキーのウクライナ政界での姿を描く衝撃度の高い一冊。本書でのゼレンスキーの姿は欧米のジャーナリストの描くゼレンスキー像より暗く黒い。ウクライナ政治につきものの汚職と身内贔屓、反対者への容赦無い政治的攻撃等、ウクライナ人の政治評論家だからこそ描けるゼレンスキーがここにある。ゼレンスキーは元から戦時指導者であったのではない。むしろ政治家として甚だ力不足な「素人」だった。そしてウクライナの政治風土も変わらない。これではプーチンが情勢認識を見誤るのも無理はない。

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