視覚はよみがえる 三次元のクオリア 筑摩選書

スーザン・r.バリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480015068
ISBN 10 : 448001506X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256

内容詳細

脳は、すごい。私たちは3次元で思考している。大人になったら戻らないとされる立体視力を、48歳にして奇跡的に取り戻した神経生物学者が、視えることの神秘、脳と視覚の真実に迫る。

【著者紹介】
スーザン・バリー : マウント・ホリオーク大学生物学部の神経生物学教授。現在は、四八歳で立体視力を取り戻した自らの経験と学問的知識をもとに、神経の可塑性に関する講演を各地で行なっている

宇丹貴代実 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しまざき さん

    立体視は、従来臨界期とされていた時期を過ぎても獲得できる。大人になってから立体視を獲得した人の「三次元のクオリア」

  • kgbu さん

    著者自身が幼児期に斜視と診断されたときの処置により 筋肉が調整されて見かけの視線はほぼ正常になった。 大人になってから検査したところ、 上下方向の微妙な視線のずれが一方の眼の情報を遮断していた。 それを矯正し、その上で両目が協調して働くような訓練を提案された。 その結果著者は立体視ができるようになった。 幼児期の臨界期というものは厳格に固定されたものというよりは通常は感覚が完成する時期に相当し、それ以後は機能に応じた訓練やノイズの除去なしには機能の維持ができないというのが実情なのかもしれない。

  • どさんこ さん

    個人的な内容の部分はともかく、立体視を得ることの技術と脳の可塑性については驚く。

  • みたきな さん

    幼い頃から斜視で両眼立体視のできたことのない自分にとっては、「不思議」と「希望」と「洞察」に満ちた運命的な一冊でした。 今回じっくり時間をかけて、精読しました。 まだすべてが頭には入っていないのだけど、ゆっくり読んでみて今回感じたことは、 片目だけで世界を見ることと、両目を使って世界を見ることはぜんっぜん違う体験なんだ、という実感と、 動物実験から得られた知識を人においてもそうだと早合点させてしまった人たちへの批判と、 おとなになってからでも能動性があれば配線を変化できる脳への驚きの3つでした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品