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ISBN 10 : 4409510819
Content Description
戦後のアメリカは、日本とドイツで行った自らの統治政策を「良い占領」のモデルとみなし、イラク占領等を正当化する材料として長く利用してきた。だが勝者による征服は、本当に「平和」と「正義」の実現を意味していたのか。兵士たちが残した手紙や日記を辿り、性・階級・人種をめぐる軍政下の実像に迫る労作。
目次 : 序論 「占領」という不快な言葉/ 第1章 占領準備/ 第2章 征服の日々/ 第3章 アジアでの勝利を演出する/ 第4章 兵士と性/ 第5章 根こそぎにされた人、不機嫌な人/ 第6章 低下する士気、動員解除を望む声/ 第7章 「タダ」でほしがる兵士たち/ 第8章 家庭的な占領/ 結論 良い占領?
【著者紹介】
スーザン・L.カラザース : ウォーリック大学歴史学部教授。博士(リーズ大学)。歴史学者。専門は20世紀以降のメディアと戦争の関係、冷戦文化、植民地における「対反乱作戦(counterinsurgency)」
小滝陽 : 関東学院大学国際文化学部専任講師。博士(一橋大学大学院社会学研究科)。歴史学者。専門はアメリカ合衆国の現代史、特に戦争と福祉、障碍者リハビリテーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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勝浩1958
読了日:2020/05/07
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