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ヴィクトリア朝英国の鉄道旅行史

スーザン・メジャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562074297
ISBN 10 : 4562074299
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1830年代に初の周遊列車のポスターが貼られてから、鉄道網の発達とともに列車による一般市民の大量移動時代が始まる。どんな人たちがどのように、どこへ向かっていったのかを資料をつぶさに紐解いてまとめあげた集大成。

【著者紹介】
スーザン・メジャー : 2012年、ヨーク大学鉄道研究所で博士号を取得。国立鉄道博物館と大英図書館の資料を活用し、初期の鉄道旅行に焦点を当てた。本書はこの研究に基いている。RCHSブック・オブ・イヤーの最終候補作となる。ヨーク在住

白須清美 : 英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    生れた土地からほとんど出ないで一生を終えるのが普通だった19世紀英国で、異国に等しい他の土地へ自由に行けるようになって社会に大きな変化と戸惑いをもたらした。教会や各種団体が人気獲得へ団体旅行を企画し、トーマス・クックをはじめ旅行業者が事業として成り立つようになる。安息日たる日曜のレジャー旅行は正しいかで大論争が起き、日本でも問題となっているオーバーツーリズムやインバウンド需要獲得が議論された。そんな鉄道旅行の勃興期に遭遇した人びとの思いは、現代人が気軽に宇宙旅行へ行けるようになって初めて実感できるのでは。

  • あらい/にったのひと

    この時期の鉄道旅行のうち、労働者階級に使われていた周遊旅行というスタイルに焦点を当てた本。つまり鉄道により相対的に所得の少ない人々が大量に移動することができるようになり始めた、その時期のお話。そもそも移動すべきではない的な話や現代で言うところのオーバーツーリズムなど、今と比較しても古びてないなあという印象。制度と環境を描いているので、スチームパンクな背景を考えたい人にも好適。娯楽の産まれる瞬間、という見方もできますね。

  • takao

    ふむ

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