話題沸騰中のサカリ・オラモ第3弾! スマイスのミサ曲
サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在、BBC交響楽団の首席指揮者に加え、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー、オストロボスニア室内管弦楽団(フィンランド)の首席指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務めています。
2013年の首席指揮者就任以降、知られざる近現代作品の発掘、演奏に積極的に取り組み、着実に関係を深めてきたオラモとBBC交響楽団。「Chandos」では、フロラン・シュミットの交響曲第2番、シベリウスのレンミンカイネン組曲といったあまり録音のなかった稀少なプログラムで優れたレコーディングを続け、レコード芸術特選盤、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」など圧倒的な評価を獲得してきました。
同コンビ期待の新録音は、19世紀後半の女性作曲家の偉大な先駆者であり、デイムの称号を叙された最初の女性作曲家、また著名なサフラジェット(女性参政権運動家)としても知られるエセル・メアリー・スマイスのミサ曲ニ調。スマイス唯一の大規模宗教作品であり、教会ではなくコンサートホールのために作曲されたニ長調とニ短調のミサ曲です。4人の独唱と合唱団によってミサの典礼文が歌われますが、第2曲「グローリア」は、作曲者の指示によって「キリエ」の後(2番目)ではなく、最後に配置されています。「BBC Cardiff Singer of the World 2017」を受賞しているカトリーナ・モリソンを始め、スザンナ・ハレル、ベン・ジョンソンら若手有望シンガー4人による優れた独唱陣も注目です。(Photo by Benjamin Ealovega)(輸入元情報)
【収録情報】
スマイス:
1. 歌劇『難船略奪者』への序曲
2. ミサ曲ニ調(独唱、合唱と管弦楽のための)
スザンナ・ハレル(ソプラノ:2)
カトリオーナ・モリソン(メゾ・ソプラノ:2)
ベン・ジョンソン(テノール:2)
ダンカン・ロック(バリトン:2)
BBC交響合唱団
BBC交響楽団
サカリ・オラモ(指揮)
録音時期:2019年1月26,27日
録音場所:ワトフォード・コロッセウム
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND