スポンティーニ(1774-1851)

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CD 輸入盤

『ホーエンシュタウフェンのアニェーゼ』全曲 ヴィットリオ・グイ&フィレンツェ五月祭、ウドヴィク、フランコ・コレッリ、他(1954 モノラル)(2CD)

スポンティーニ(1774-1851)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MAGGIO007
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

スポンティーニの
貴重なオペラ復活上演の記録


なかなか上演されることのない、ガスパーレ・スポンティーニのオペラの復活上演の貴重な記録。『ホーエンシュタウフェンのアニェーゼ(アグネス・フォン・ホーエンシュタウフェン)』はスポンティーニがベルリンにいた頃に書かれた作品。様々な図書館に散逸していた手稿譜から楽譜が再構築され、あらたにイタリア語歌唱用に訳も作成され(オリジナルはドイツ語)、1954年5月6日から3回上演されました。かなりカットもされていますが、グイは、スポンティーニのオペラが持つ、ドイツ・ロマンの騎士道精神や、フランス・オペラの装飾的な衣装を見事に再現しています。フランコ・コレッリ[1921-2003]の若き日の歌声も貴重。
 1948年から57年にかけて音楽祭の音楽監督を務めていたフランチェスコ・シチリアーニは、スポティーニをはじめとする知られざる名作を舞台にかけようと考えていました。1948年に、セラフィンの紹介でマリア・カラスに出会ったシチリアーニは、彼女の声は自分が復活上演したいと考えているスポンティーニの作品が求めるドラマティックな声質にまさにぴったりだと考えました。カラスはまず1948年にベッリーニの『ノルマ』でフィレンツェ・デビューを果たすと、その後も51年の『椿姫』、53年の『ルチア』、およびケルビーニの『メデア』で音楽祭に登場しました。いよいよこの1954年、『アニェーゼ』の上演の年になりますが、カラスはフィレンツェを去ることになり、出演依頼を断りました。急遽行われたオーディションで抜擢されたのがクロアチアの血が流れるアメリカの歌手、ルシール・ウドヴィクでした。シチリアーニはこの『アニェース』がスポンティーニの傑作であると考え、1970年、若きムーティを起用し、イタリア語版(1954年上演時のものではなく新訳)でテバルディの歌唱、演奏会形式でこの『アニェーゼ』を再演しています。(輸入元情報)

【収録情報】
● スポンティーニ:歌劇『ホーエンシュタウフェンのアニェーゼ』全曲(イタリア語歌唱)


 ルシール・ウドヴィク(アニェーゼ)
 フランコ・コレッリ(ブラウンシュヴァイクのエンリーコ)
 ドロシー・ドウ(イルメンガルダ)
 フランチェスコ・アルバネーゼ(フィリッポ)
 エンツォ・マスケリーニ(ボルゴーニャ公(フランス王))
 アンセルモ・コルツァーニ(エンリーコ・イル・レオーネ)
 ジャン・ジャコモ・グェルフィ(皇帝エンリーコ5世)
 フィレンツェ五月祭合唱団
 アンドレア・モロジーニ(合唱指揮)
 フィレンツェ五月祭管弦楽団
 ヴィットリオ・グイ(指揮)

 録音時期:1954年5月9日
 録音場所:フィレンツェ、テアトロ・コムナーレ
 録音方式:モノラル(ライヴ)

ユーザーレビュー

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