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シネアスト宮崎駿 奇異なもののポエジー

ステファヌ・ルルー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622088943
ISBN 10 : 4622088940
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

スタッフとして参加した『太陽の王子ホルスの大冒険』『長靴をはいた猫』『どうぶつ宝島』から監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』まで。世界の映画史、アニメーション史をふまえつつ精緻な作品分析を積み重ねたモノグラフィ。

目次 : 第1章 宮崎、喜劇の設計者(東映動画の『ホルス』後/ 場面設計者・宮崎/ 映画的なものと遊戯的なもの/ 場面に関するものとメカニカルなもの/ 宮崎、「肉体派の軽業師」)/ 第2章 日常における冒険(想像的なものにおける具体的なもの/ 自然的時間性)/ 第3章 驚異における自然的なもの(観照的なものから奇異なものへ/ となりの奇異なもの/ キキ、ポルコ、千尋…)

【著者紹介】
ステファヌ・ルルー : フランス・レンヌ市のリセ・ブレキニー「映画オーディオヴィジュアル」クラス教授、レンヌ第2大学講師。アニメーション映画研究者。2007年、レンヌ大2大学に提出した論文により博士号取得

岡村民夫 : 1961年、横浜に生まれる。立教大学大学院文学研究科単位取得満期退学(フランス文学専攻)。法政大学国際文化学部教授。表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Isamash

    仏レンヌ第2大学講師ステファヌ・ルルー2011年出版著書訳本。宮崎駿アニメを編集・カメラワーク・フレーミング・構図・音学と画面の関係等の面から分析した研究書。例えば隣のトトロでは父親が仕事をしてる奥でメイが屋外を動き回る映像、メイが小トトロと出会うシーン、メイを背負ったサツキがトトロとバス停で遭遇するとこ等の独自性が丁寧に説明されてる。その創造の歴史即ち高畑勲が切り開いた方法論をベースに宮崎が独自色を加えていった歩みも記されている。特に職人的な道具への拘り、クライマックスを簡素化するという特徴には成る程。

  • 柏崎礼生

    著者の博士論文(2011)を書籍化し翻訳したもの。先週発売された「シネアスト高畑勲」の続巻にあたる。なぜ続巻が先に発売されているのか…。比較文化的な立ち位置だけでなく極めて主観的な立ち位置から情熱あふれる筆致で記述された貴重な批評。https://x.com/reo_kashiwazaki/status/1519340473642405889

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