基本情報
ISBN 10 : 4866472103
内容詳細
ザ・ビートルズにとって、すべてが変化した年、1966年。
その新時代の幕開けとなる年に、何が起こったのか。4人が何を考えどう行動していたのかを、関係者への詳細なインタビューや文献から、1か月ごとに丹念に読み解いて積み上げた、新事実を含む12か月の実録。
「『ビートルズ’66』を読んでいると、ぼくはまるで、その場にいるみたいだ——音楽好きなら、それ以外のどこにいたいと思うだろう?」
——ボノ(U2)
「1966年は、イカした4人(ファブ・フォー)からサイケデリック王国の王子となったザ・ビートルズの驚くべき旅路のなかでも、とりわけ重要な1年だった。あんなにも短いあいだに、あんなにも多くのことが起こった時期はほかにない。この1年だけに集中することで、スティーヴ・ターナーはすべての影響を吟味し、すべての細部を記録して、ジグソー・パズルをみごとに完成させた。すばらしい偉業だ」
——バリー・マイルズ(『ポール・マッカートニー:メニー・イヤーズ・フロム・ナウ』の著者)
1966年、ザ・ビートルズにとって最後のコンサートと、コンサートのためではなくリスニングのために作られた最初のアルバム『リボルバー』がリリースされた年。この年、ザ・ビートルズがライブパフォーマンスから引退し、「別の意識状態」を探求する曲を録音し、前衛的なアイデアを実験し、政治、戦争、宗教の問題について自分の考えを語ることで人気を危険にさらした年だった。
この画期的な年から50周年を迎え、音楽ジャーナリストでザ・ビートルズの専門家であるスティーヴ・ターナーは、1966年の間に彼らに起こった大きな変化を詳細に調査した。
ターナーは、ザ・ビートルズに近い人物たちと話し、ジョージ・マーティン、ティモシー・リアリー、ラヴィ・シャンカールなどの主要人物、そしてザ・ビートルズ自身との過去のインタビューを基に、すべてが含まれた12か月についての説得力のある決定的な示唆を私たちに与えてくれる。
【著者紹介】
スティーヴ・ターナー : 音楽ジャーナリスト、詩人、作家。「ローリングストーン」「Q」「ロンドン・タイムズ」などで執筆。ロンドン在住
奥田祐士 : 1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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