スティーヴン・ミルハウザー

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魔法の夜

スティーヴン・ミルハウザー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560092415
ISBN 10 : 4560092419
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

夏の夜更け、町中をさまよう人びとが交叉し、屋根裏部屋の人形たちが目を覚ます…作家の神髄が凝縮された小宇宙!

【著者紹介】
スティーヴン・ミルハウザー : 1943年、ニューヨーク生まれ。アメリカの作家。1972年『エドウィン・マルハウス』でデビュー。『マーティン・ドレスラーの夢』で1996年ピュリツァー賞を受賞。邦訳に『ナイフ投げ師』(1998年、表題作でO・ヘンリー賞を受賞)など。ほかに、We Others:New and Selected Stories(2012年、優れた短篇集に与えられる「ストーリー・プライズ」を受賞)など

柴田元幸 : 1954年生まれ。米文学者・東京大学特任教授・翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

    夏の夜に夢をみた。白い街灯すこし虫の音、ティンカーベルが啼くからといって彼は行ってしまった。目から涙を零さないからないてなどいないと判断するのね。不公平な世の中で私はそれでも歩いていく。まるくおおきな月がてらす明るい夜に赤いハイヒールコツコツ、姿勢は天高く伸ばして。女の子は魔法が使えるから平気なの。すこし電車の音?遠くて、

  • (C17H26O4)

    眠れぬ夏の夜、暗闇に抱かれに家を抜け出すのは、からだからはみ出してしまう気持ちを持った人たち。人物、場面の切り替えがはやく、思いも細切れで、彼らに入り込めないのが今はちょうどいい。妄想でわたしもドアを開け外へ。月明かりの下、徘徊。夜の匂いを嗅ぐ。8月最後の日に読了。

  • seacalf

    真夏の夜、月明かりの下で繰り広げられる群像劇。名状しがたい魔法がかった世界を楽しむ為に、絶えず月光を意識しながら読む不思議な読書。『メリーゴーランドで聞くたぐいの、哀しく快活な音楽』『なぜか夏の雪を彼に思い出させるほのかな香水の匂い』『閉じていた心が開く夜』など惹かれる文章がたくさん。とても短いパラグラフで話が途切れ途切れになるので、いつものようにはミルハウザーの魔法にかかりにくかったが、自分が体験した月光や真夏の夜の思い出を喚起させてくれるので、今回はそれだけで十分だ。

  • 弟子迷人

    ミルハウザー版の、アンデルセン『絵のない絵本』ともいった印象。読者=月の視点で読むのも一興かと。夜明けまでの情景が美しくつづられる、ミルハウザーお得意の魔法仕掛けの夜の物語。とはいえ、偏執的なミルさんファンにとっては、ちょっと違う〜感あるかもです。すでにミルハウザー愛読者(中毒者)には、いくつかの作風のうち、「こども」に分類される前提で読み始めるとよいでせう。それにしても少年少女のときに出会いたい(たかった)一冊です! いっそ文庫化のときは、総ルビでどうですかね。って白水社か。>< #古賀廃品回収所練習用

  • こばまり

    筋を探るような読み方を早々に止め漂うように頁を繰れば、やっとこの本の持つ夜の魔法に溶け込めたような気がした。映画にしたら素敵だろうな。ふらりと夜の街を彷徨いたくなった。

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