スティーヴン・ミズン

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氷河期以後 下 紀元前二万年からはじまる人類史

スティーヴン・ミズン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791768608
ISBN 10 : 4791768604
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

狩猟から農耕、そして都市の形成へ。わずかに遺された痕跡から、独自の手法で「ヒト」が人になる瞬間を鮮やかにとらえる。オーストラリア、中国、日本、インド、アフリカを探検し、わたしたちの祖先のすがたを現代によみがえらせる遙かなる時間旅行。誰も知らないグローバル・ヒストリー。

目次 : オーストラリア大陸と東アジア(明らかにされた失われた世界―紀元前二〇〇〇〇年から六〇〇〇年におけるタスマニアの狩猟採集民/ コウ沼沢地における人体改造―紀元前一四〇〇〇年から六〇〇〇年におけるオーストラリア南東部の埋葬と、社会と大型動物相の絶滅 ほか)/ 南アジア(インド亜大陸に踏み入る―紀元前二〇〇〇〇年から八五〇〇年におけるインドの壁画とガンジス川の峡谷平野の集落/ はろばろヒンドゥークシュ山脈を越える―南アジアと中央アジアにおける初期の農耕―紀元前七五〇〇年から五〇〇〇年における綿の栽培植物化 ほか)/ アフリカ大陸(ナイル河畔の焼き魚―紀元前二〇〇〇〇年から一一〇〇〇年における北アフリカとナイル川流域の狩猟採集民/ ルケニア・ヒルにて―紀元前二〇〇〇〇年以降のアフリカ東部の自然環境と動物相の推移 ほか)/ 結びの言葉―文明の恩恵

【著者紹介】
スティーヴン・ミズン : 1960年イギリス生まれ。レディング大学考古学教授。人間の心の進化に注目した認知考古学の分野で多大なる功績を残している。2004年、英国学士院特別会員に選出

久保儀明 : 翻訳家。1944年山口県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 翔亀

    【始原へ13】下巻は、オーストラリア大陸から東南アジアを経て日本へ、さらにシベリアを経てインドからアフリカ大陸まで。砂漠と熱帯雨林と氷河をめぐるBC2万年-BC5千年の旧石器時代(=狩猟採集民)の世界旅行。いやあ楽しかった。2万年前だから、現在と地形も気候も違い、従って植生が違う訳だが、それが再現された中を歩くわけだから面白くない訳がない。同時に考古学の威力も知ることができる。遺伝子分析はもちろん、例えば銅の数珠玉の内部の綿を突き止める(インダス川メルヘンゲ=綿の起源=B.C.5500)。これにも驚愕↓

  • 姉勤

    上巻に引き続き、オーストラリアから北上、東および西アジア、アフリカの順で。一番興味があった縄文についてが、他の地域の様な抒情的な文言が少なく、具体的かつ断定型で書いてある。刊行から既に20年以上経ってるので、情報のアップデートは有るだろうが、おおよそ4大文明と称されているものと、世界各地の農工や文化のスタートにおける優劣の差は、ないということが分かった。最近の環境問題も、成る様に為れとしか、言いようが無い。氷河を融解させた気温差を現代人類がなすには、すべての有機物を二酸化炭素にするぐらいの努力が必要。

  • GASHOW

    氷河期から間氷期になり現在にいたる。これから氷河期に戻る可能性があるとも言われている。そうなると穀物などがとれなくなるので、70億の人間は生き残れない。氷河期を生き残れるのはわずかな人びとだけになる。MARS移住計画は、そのためあるそうだ。

  • izumone

    紀元前2万年から5千年までの地球上の各地での人類の生活のようすを「その場にいたら」見える視点で再現した本。上下巻約1200ページの描写は精緻を極める。しかもそれは,すべて考古学的な研究によるエビデンスから導かれている。文献リストが60ページ,注が延べ160ページ。「驚愕」の一言。ただ,情けないが,ことばで表現されただけではこちらがイメージできない,もの・場面・情景も多い。無い物ねだりだが,著者監修のイラスト(挿絵)があると嬉しい。

  • 河童

    事実は小説より奇なりといいますが、事実と小説の間にどんな境界があるというのでしょう?考古学的事実から、ここまで物語るスティーブン・ミズンに賞賛の言葉をささげたいと思います。

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