スティーヴン・キング

人物・団体ページへ

ビリー・サマーズ 上

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163918310
ISBN 10 : 4163918310
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
白石朗 ,  
追加情報
:
308p;20

内容詳細

狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通ってパソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。だが、この仕事は何かがおかしい…。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れる―。

【著者紹介】
スティーヴン・キング : 1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する

白石朗 : 1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ぐうぐう さん

    キングにかかれば、殺し屋最後の仕事という定番の設定も、ここまで風変わりな物語に変貌するのか、という驚きがまずある。風変わりと言っても、スーパーナチュラルの要素が皆無な本作は、徹底して現実的なストーリーとして進んでいく。とはいえ、そこはキング、身分を隠すために殺し屋ビリーが装うのは小説家で、ターゲットが現れるまでの待機中に、ビリーは本当に小説を書き出してしまうのだから面白い。しかも、殺しの依頼主達には低脳な男を演じている手前、あえて稚拙な文体を採用するという周到さで小説をビリーは書くのだ。(つづく)

  • そら さん

    キングが殺し屋を描くとこうなるのね〜 相変わらずの面白さ。作家を装い、ご近所さんとの関係も良好な殺し屋がいい! いざ、下巻へ

  • しょうご さん

    こんなに永くS・キングの小説に触れられるとは思いもせず、新刊を読んでいる。キャリーの出版は1974年だから半世紀、最初は売れる作家ではなかったが、今では何を書いても許されもし、売れもし、全世界に数え切れるほどのファンを抱えている。70年代中盤では呪われた町、シャイニング、短編のナイトシフトから、怖さも加速して、しかし読まずに死ねよか、の状態だった。本書、なるほど、作家をこのように登場させるか、また、主人公の伏線を丁寧に描き、人物も平坦ではなく起伏のある伊吹を吹き込むこともいつものこと。いんじゃない。

  • みにゃー さん

    面白い。とくに作中作パート

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック

プロフィール詳細へ

スティーヴン・キングに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品