スティーヴン・キング

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ダークタワー VII 暗黒の塔 下 角川文庫

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041049747
ISBN 10 : 4041049741
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
752p;15

内容詳細

キングのライフワークである壮大なダーク・ファンタジー、堂々の完結!

旅の仲間たちに襲いかかる、あまりに過酷な運命。大切なものを守れず、最後の希望さえ打ち砕かれ、無の境地でローランドは暗黒の塔に向かって歩きつづける……。長大な旅の果て、驚愕のラストが待ち受ける。

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読書メーターレビュー

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  • とも さん

    ダークタワー最終巻の下。とうとうここまで・・。 いろんなことがあったなあ。高速電車とのなぞなぞ合戦、ローランドのやたらと長い一人語り、突然はじまるスタンダップコメディーショー、消しゴムで消されるラスボス。そして最後のNYでの再開に涙…。 長いけどキングファン(マニア)なら読む価値あり。全巻通じよかったのは仲間集結のIIと思い出話のIV。 本当はまだIV1/2があるので、ラストスパートがんばります。

  • 秋良 さん

    とうとう最終巻。ロードオブザリングの終盤が辛く長かったように、キング版も長く辛い。仲間を得て孤独を癒された男が、また孤独になる悲哀。スザンナとの別れはスーザンとの別れより辛そうで、ずいぶんガンスリンガーも人間らしくなったんだと流れた時間の濃密さを思う。そして最後の最後に明かされる塔とローランドの真実。そんな仕打ちを?という気持ちと納得が混ざり合ったこの感じ。ウォルターとモルドレッドの死があっけないことに意味があったとは。今回のスザンナたちが再会できたのは良かった。

  • つきかげ🌙 さん

    ダークタワーを最後まで読み終わった。本シリーズは今では一般売りされておらず、図書館で探すしか無かった。英語で読んでいたのだが、細かいところを翻訳で確認できて良かった。

  • 春ドーナツ さん

    覚書。「壮絶な旅の果てに待ち受けるのは、希望か、絶望か―」(帯の惹句引用)*目分量で今日中に読破できるなと考えた瞬間から心拍数が上昇した。ゴールの白線が見えてきた高揚感と結末に対する緊張感が「いつもの」読書を妨げたのだ。数年前なら「読んだどー!」と波止場で両腕をYの字に広げて叫ぶところだけれど、今も通用するのかよくわからない。東映映画のオープニングみたいに白波がザッバアーン、とかね。訳者が指摘するふたつの賛否両論点。私はOKです。カリフォルニア・ロケットは塔のてっぺんに着陸することなく今も飛び続けている。

  • 太郎丸 さん

    読み終えた後に湧いてくる感情が幸福感や達成感ではなく無情感というのは読書体験としてどうなのかと思うが、キングの言うように物語は結末ではなく、過程こそ意味があると考えれば、この無情感こそ作者の術中に見事にはまった証拠と言えるのかもしれない。そういう意味では、このシリーズとの出会いは決して悪いものではなかった

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