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ダークタワー V カーラの狼 上 角川文庫

Stephen Edwin King

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041049693
ISBN 10 : 4041049695
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

カーラの町は恐怖に包まれていた。もうすぐ凶悪な“狼”たちがやってくる。奴らは23年に1度、双子の片割れだけをさらっていく。戻ってきた子どもは、知性を奪われ、体はいびつに成長し、抜け殻のようだった。怯える人々を前に、一人の老人がガンスリンガーの力を借り、戦うことを提案する。一方ローランドたちは70年代ニューヨークで“暗黒の塔”の化身である薔薇が危機に瀕していること、スザンナの様子が変なことに気づく。

【著者紹介】
スティーヴン・キング : 1947年メイン州生まれ。全米図書協会特別功労賞、O・ヘンリー賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数

風間賢二 : 1953年東京生まれ。幻想文学研究家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Small World

    これは、「荒野の7人」なのですね。旅するモノの王道の展開ではありますが、そこにキャラハン神父が絡むのがキングならではです。ちなみにキャラハンという名前を聞くと、ダーティハリーしか思い出せず、神父のイメージはいつもイーストウッドです。w

  • 春ドーナツ

    覚書:映画化(X抜粋)。シェリング後期の著作を荒っぽくかいつまめば「なんでもあり」で、フロイトも同様に「偶然は存在しない」と分析していると言っちまおう。宇宙論で主流になりつつあるのが「マルチバース」らしい。以上が第X部で鮮やかになってきたダークタワーの世界観だ(と思う)。車輪にたとえると、中心にあるハブは塔。外周部のリムが世界で、ふたつをつなぐスポークは伏線である。ナボコフが語る「小説の神髄は細部に宿る」の「細部」と同義だと思う。読者はあらゆることを見逃してはならない。全ては時空を超越した有機体なのだ。

  • 秋良

    ひと世代に一度、子供が拐われる街カーラの用心棒をすることになるローランド達。また渋い西部劇のような展開が始まった。そこにニューヨークの空き地に咲く薔薇の問題とスザンナの妊娠と別人格出現の問題が加わり、更にローランドは関節炎を発症している……問題が多すぎてお腹いっぱいだよ!様々な世界がクロスオーバーし、呪われた街から神父も登場。異なる世界線へ移るたび紙幣のデザインが変わるくだりは、諭吉と英世が別人になるならすんなり分かるのにと歯痒かった。全体的にいかにもアメリカっぽい。

  • とも

    上巻。狼と呼ばれる存在、23年おきに双子の片方をさらい白痴にするという。それに立ち向かうことになる一行。RPGのイベントか水戸黄門ぽい展開。 そしてまさかのキャラハン神父登場。おまえ、ここにいたのか! ということでいろんな謎を残したまま下巻へ。

  • つきかげ🌙

    後半に続く

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