スクリャービン(1872-1915)

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CD-R 輸入盤

ピアノ・ソナタ全集 アムラン(2CD)

スクリャービン(1872-1915)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDA67131
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD-R

商品説明

アムラン/スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集

1995年デジタル録音。ショパンの影響から、神秘主義的な発想まで含むスクリャービンの作品は、後期ロマン派的側面にこだわっただけの演奏では物足りないものですが、現代音楽の経験豊富な名手アムランの手にかかると、それぞれの作品の個性が鮮やかに浮き彫りにされて、面白いことこの上ありません。
 第10番『トリル・ソナタ』でのクラスターとトリルの鮮烈な対比、第7番『白ミサ』での精緻で明晰な、展開と変奏への対応、第5番での新旧様式の混在する魅力を鮮やかにしめす力量等々、見事な演奏ばかりです。ドイツ・レコード批評家賞受賞。

アレクサンドル・スクリャービン[1872-1915]
ピアノ・ソナタ全集
CD1 [70'35]
・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.6(1892) [21'41]
・ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19『幻想ソナタ』(1892-7) [12'19]
・ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23(1897/8) [19'37]
・幻想曲 Op.28 (1900) [9'00]
・ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30 (1903) [7'58]
CD2 [75'05]
・ピアノ・ソナタ第5番 Op.53(1907) [12'46]
・ピアノ・ソナタ第6番 Op.62 (1911) [11'08]
・ピアノ・ソナタ第7番 Op.64『白ミサ』(1911) [11'24]
・ピアノ・ソナタ第8番 Op.66 (1912/3) [12'09]
・ピアノ・ソナタ第9番 Op.68『黒ミサ』(1912/3) [8'40]
・ピアノ・ソナタ第10番 Op.70『トリル・ソナタ』(1913) [11'42]
・幻想ソナタ嬰ト短調(遺作) Op.posth (1886) [7'25]
 マルク=アンドレ・アムラン(P)

 録音時期:1995年6月25〜29日
 プロデューサー:アンドルー・キーナー
 エンジニア:トニー・フォークナー

収録曲   

ディスク   1

  • 01. SONATA NO 1 Op 6 [21'41] Allegro con fuocoso [8'07]
  • 02. [crochet = 40] [4'57]
  • 03. Presto [2'59]
  • 04. Funèbre [5'38]
  • 05. SONATA NO 2 Op 19[12'19] SONATA NO 1 in F minor, Op 6 (1892) [21'41]
  • 06. Presto [3'38]
  • 07. SONATA NO 3 Op 23 [19'37] Drammatico [6'49]
  • 08. Allegretto [2'29]
  • 09. Andante [4'38] -
  • 10. Presto con fuoco [5'41]
  • 11. FANTAISIE Op 28 [9'00]
  • 12. SONATA NO 4 Op 30 [7'58] Andante [3'30]
  • 13. Prestissimo volando [4'28]

ディスク   2

  • 01. SONATA NO 5 Op 53 Allegro. Impetuoso. Con stravaganza. - Languido - Presto con allegrezza [12'46]
  • 02. SONATA NO 6 Op 62 Modéré [11'08]
  • 03. SONATA NO 7 'Messe Blanche' Op 64 Allegro [11'24]
  • 04. SONATA NO 8 Op 66 Lento - Allegro agitato [12'09]
  • 05. SONATA NO 9 'Messe Noire' Op 68 Moderato quasi andante [8'40]
  • 06. SONATA NO 10 Op 70 Moderato - Allegro [11'42]
  • 07. SONATE-FANTAISIE Op posth [7'25]

総合評価

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アムラン氏の技巧はすでに定評があります。...

投稿日:2014/10/04 (土)

アムラン氏の技巧はすでに定評があります。「技巧」とあらたまって言うまでもないほど自然に音楽が流れてくる印象でした。「テクニック」「音楽性」「音色」など名ピアニストの条件は多項目あるのですが、アムラン氏のテクニックは既に他の要素も含んでいるほど凄いのだと思います。言葉でうまく表現できないのがもどかしいのですが。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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スクリャービン=世紀末的ドロドロというお...

投稿日:2007/10/13 (土)

スクリャービン=世紀末的ドロドロというお約束を見事に粉砕するクールで分析的で見通しの良い演奏。技巧のひけらかしのはるか彼方を行く超絶技巧であると思う。普通は1曲聴くと疲れてしまうスクリャービンのソナタだが、つい次の曲まで聴き進んでしまう。全集としての価値はその意味でも非常に高いのではないだろうか。

kurokage さん | 千葉 | 不明

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それまで誤魔化しだらけだったスクリャービ...

投稿日:2007/03/03 (土)

それまで誤魔化しだらけだったスクリャービンを極めて鮮やかに弾ききり、全く呆れるしかない。しかもやたら演出過剰で逃げきりを謀ろうする演奏群に鉄槌をくだす如く、全く音楽的でない純粋技巧実験であるかのように、この難曲でとにかく音の粒を快調に揃えまくる。その技巧があまりにも精緻で切れ味がよいので、大量の音符が爆裂する、誰が弾いても音が不必要に膨らみバランスを崩す部分も、全てを明確に鳴らしつつ音を見事にシェイプする。驚異の制御能力だねえ。今でも最高の全集かつスタンダード。

pianomania さん | 塩味のおでんは美味 | 不明

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