ジーナ・ルイーズ・ハンター

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昆虫食の歴史 「食」の図書館

ジーナ・ルイーズ・ハンター

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562059706
ISBN 10 : 4562059702
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
龍和子 ,  

Content Description

バッタ、コオロギ、ハチ、アリ、イモムシ…有史以前から現代にいたる昆虫食の歴史と世界の各地の伝統的な昆虫食を紹介。将来の食料不足を見すえた食用昆虫の飼育事業についても解説する。さまざまな虫を使ったレシピ集付き。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次 : 序章 昆虫は人間のパートナー/ 第1章 ヒトの食料としての昆虫/ 第2章 昆虫食の歴史/ 第3章 ごちそう、それとも飢饉?/ 第4章 世界の食用昆虫/ 第5章 「小さな家畜」を飼育する/ 第6章 昆虫食者のジレンマ

【著者紹介】
ジーナ・ルイーズ・ハンター : アメリカ、イリノイ州立大学文化人類学准教授。民族生理学、食の伝統や習慣、食糧システムなどに関する研究を行い論文を発表している。現在は食や教育の人類学に興味を寄せる

龍和子 : 北九州市立大学外国語学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    昆虫と聞いたり見たりするだけで身震いする人が多い、多くなっている気がする。それだけ身近に昆虫そのものが減って慣れることが少なくなっているのかもしれないはそんな昆虫(クモは昆虫ではないが)イモムシやコオロギなどを食べる習慣のある民族の事、いつ頃から食べ始めたのかなどが書かれている。日本ではタコやイカ、なまこ、エビほかを平気で食べているが食べない民族からすればイカものぐいなのだろう。これから食糧難がどんどん進むという。いまのうちにコオロギやバッタを食べることを考えたほうがいいかも・巻末は昆虫レシピあり。

  • 榊原 香織

    面白い。 巻末レシピ付き(タランチュラのてんぷら、等)作って食べる勇気はないけど。 粉末だったらいけるかな〜?でも間違って足とかそのまま入ってたらどーしよ 写真が鮮やかなので苦手な人は閲覧注意

  • Kouro-hou

    EDIBLE INSECTS.代表的な食える虫は甲虫、鱗翅目、膜翅目、直翅目、カメムシ。広義にはハチミツも。『虫を食べる人々』という古い昆虫食本の表紙はタランチュラを食うお嬢さんが、ってそれ昆虫じゃねえ!w どの昆虫も食える形態が限られており、生態の管理が重要。蝗害のイナゴ食っちゃえば、と著者は言うがあれは固くて食えんとバッタ博士が言ってましたよ。話題のコオロギ食は選択肢ではあるも、餌を人間が食った方が効率が良いなんて話も。世界を救う義務感では昆虫食は広まらない。あくまで美味しくないとというのは同意見。

  • くさてる

    そしてこんなものまで出てきてしまう「食」の図書館シリーズ。でも確かに世界で食べられてきたもので、これからもさまざまな形で広がっていくものだと思います。正直言って、写真で見るだけでも「無理無理無理」なものも多く、自分が喜んで食べるとは思えないのだけど、「昆虫食」というもの自体の歴史は興味深いものでした。また、昆虫食の未来を語った最終章の視点にはなるほどと思わせられました。

  • 秋良

    虫全般駄目なので奴そのものの写真があるところは薄目で読んだ。タンパク源として効率が良いこと、家畜より環境負荷が低いこと、見た目で分からない料理もあること、理屈で言われれば分かる、でも食べるのは生理的に無理!たとえその生理的嫌悪感が文化的価値観から醸成されたんだとしても無理!!最近話題のコオロギが大豆と同じように、地域によっては環境負荷がかかることや、いま昆虫食を栄養源にしている貧困層が輸出へ回してしまうことの懸念(栄養バランスが余計に悪くなる)など、問題があることが知れたので、読んで良かったとは思う。

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