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ISBN 10 : 4622097621
Content Description
技術的対象そのものの在り方やその進化(第一部)、人間が技術に対してとるさまざまな態度(第二部)、人間の思考体系の発展における技術の位置づけ(第三部)を考察。フランス科学認識論の伝統をバックボーンとしつつ、執筆当時(1958年)、いち早くサイバネティクスに哲学の側から反応を示したその思考は、いまだ汲み尽くされることのないポテンシャルとアクチュアリティを有する。『個体化の哲学』と対をなすシモンドンの主著にして技術哲学の新古典。
【著者紹介】
ジルベール・シモンドン : 1924‐1989。1924年、フランスのサン=テティエンヌに生まれる。パリ高等師範学校(ユルム校)の卒業生。1948年に哲学の教授資格を取得後、トゥールのリセ・デカルト校をはじめ、ポワティエ大学やパリ大学などで教鞭を執った。リセでは哲学の授業を担当するだけでなく、みずから設置したアトリエで生徒とテレヴィジョンの受像機を実作するなどしていた。また1964年にパリ大学に移ってからはパリ市内に「一般心理学・技術論」ラボを設置している。1958年、パリ大学に提出した論文により国家博士号を取得
宇佐美達朗 : 1988年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、鹿児島大学法文学部人文学科(多元地域文化コース)助教
橘真一 : 1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(人間科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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