ジョー プライス / 山下裕二 / 鈴木理策

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若冲になったアメリカ人 ジョ-・d・プライス物語

ジョー プライス / 山下裕二 / 鈴木理策

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093877138
ISBN 10 : 4093877130
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

伊藤若冲コレクターとして世界的に有名なジョー・D.プライス氏のこれまでの半生をインタビュー形式でまとめた1冊。「葡萄図」との出会いで啓示を受け、ついに日本で展覧会が開催されるまでの軌跡を語り尽くす。

【著者紹介】
ジョー・D.プライス : 1929年アメリカ、オクラホマ州に生まれる。特殊な技術による石油パイプラインの敷設で財をなした父の会社で働くべく、大学では機械工学を専攻。52年、オクラホマ大学卒業。父の会社の社屋を設計したフランク・ロイド・ライトに啓発され、独特の自然観をもつようになる。53年、ライトと訪れたニューヨークで伊藤若冲の絵と衝撃的な出会いを果たす。以来、江戸時代絵画にとりつかれ、ひとりでこつこつと収集に励む。66年以降は、エツコ夫人とともに収集を継続し、80年には財団「心遠館」を設立。自身のコレクションを積極的に展覧会に貸し出すなど、江戸時代日本美術のすばらしさを伝える活動を続ける。若冲の世界的コレクターとして知られ、近年の若冲再評価のきっかけをつくる

山下裕二 : 1958年広島県生まれ。東京大学大学院修了。日本美術史専攻。明治学院大学文学部芸術学科教授。美術史研究のかたわら、日本美術応援団団長として日本美術のすばらしさを広くあまねく知らしめる活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • さっちも

    美術に何の関係もない、オクラホマのエンジニアが若冲にのめりこみ。コツコツ買い漁ったコレクションが東京国立博物館で企画展示され、来場者数が30万人超えたという。まず、翻訳の日本語が良くて、若冲の解説は文だけ読んでうっとり楽しめてしまう。著者の若冲をめぐる冒険は、他人に理解されないけど、純粋な気持ちに蓋をせずに突き進んでいき胸が熱くなる。美術、骨董を楽しむ自分に「意味ある?ホンマに分かってる?大丈夫?」というような後ろめたい気持ちがある。だけれど、この本を読んで、自分なりに味わえていれば良いのだと腑に落ちた。

  • ささのは

    江戸時代の絵師、若冲に傾倒した日本美術愛好家のアメリカ人へのインタビュー本。最近プライスさんのことを知ったにわかだが、大変興味深く読んだ。日本美術への深い深い愛と純粋さに感じ入り、そんな方の善意に対してこんな酷いことする?!とロスの美術館の対応に憤る。山下さんによるご本人と奥様のインタビューも、絵の解説も貴重でとても良かった。映像でも見てみたい。作品は見られてこそというポリシーや絵師たちへのリスペクトを語る受賞した際のスピーチも感動する。作品が渡った出光美術館のこれからも楽しみだ。

  • 舟華

    プライス、という名前に聞き覚えはあったがどこで聞いたのか分からなかったが、プライスコレクションと読んでピンときた。特に美術というものを知らなかったエンジニアのプライス氏が日本画に興味を持ちコレクションをしていく様を対談形式で追っていく。ここ10年くらいで日本でも一気に名前があがった若冲も、この頃は見向きもされずよいと思ったものを収集してきた結果がプライスコレクションになった。案外そのの人の方が日本の文化の良さに気が付くものだと感じた。厳密にいうと若冲になったわけじゃないんだけどいい本でした。

  • 貧家ピー

    オクラホマ出身のアメリカ人が、60数年前の出会いをきっかけに如何に若冲コレクターになったか、インタビュー形式でまとめた本書。コレクションの自身の解説付き。日本美術にほれ込み、日本館まで建設するも、のっとられそうになったり、知らなかったが結構波瀾万丈。「鳥獣家族図屏風」のタイル画があるプライス家のお風呂場は、世界で最も贅沢なものの一つだな。

  • プクプク

    コレクターっていっても私の想像をはるかに超えた規模のコレクション。最初に出会ったのは、若冲の「葡萄図」だったといいます。美術館で出会った作品がいっぱい〜。エツコさんとプライスさんが大切にされている若冲や江戸絵画にまたゆっくり出会えると嬉しいな〜と思いました。

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