基本情報
内容詳細
青白い太陽が昇っては沈み、また昇る。空は黒雲に覆われ、稲妻が閃き雷鳴が轟くなか、黒い手と青く光る目の死者が、丘の斜面に口をあけた裂け目のまわりをうろつく。だが、決してなかへは入れない。丘の内部では、半身不随の少年がウィアウッドの玉座につき、ささやき声に耳を傾けていた。“冷たい手”に導かれ、ついに目的地に到着したブランは、“最後の緑視者”である“三つ目の鴉”から「空の飛びかた」を学んでいたのだ。そこからさらに南へと下った、といっても酷寒の地であることに変わりはない黒の城では、スタニス王が南へと発って以来、奇妙な虚脱感が漂っていた。そんななか、総帥であるジョンは古株の黒衣の兄弟たちが考えもしなかったような施策をつぎつぎに打ち出していく。なんとしても“壁”を死守するという固い決意のもとに。一方、さらに南の白い港では、捕えられ処刑の日を待つサー・ダヴォスの前に、思いもかけぬ人物が現われ…ますます佳境に入る壮大なる異世界戦国絵巻!
【著者紹介】
ジョージ・R・R・マーティン : 1948年、アメリカのニュージャージー州ベイヨーンの生まれ。幼少年期からコミックスとSFを愛読し、1971年、短篇「ヒーロー」でSF界にデビュー。「ライアへの賛歌」(1974年)、「龍と十字架の道」(1979年)等の短篇でヒューゴー賞を受賞。さらに「サンドキングズ」(1979年)ではヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞し、SF作家として確固たる地位を築く。『七王国の玉座』にはじまる“氷と炎の歌”シリーズでファンタジイに本格的に乗り出し、ローカス賞ファンタジイ部門を受賞した
酒井昭伸 : 1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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みっちゃん さん
読了日:2014/05/24
藤月はな(灯れ松明の火) さん
読了日:2014/02/01
tom さん
読了日:2017/03/22
ほーすけ さん
読了日:2014/02/26
みか さん
読了日:2014/02/21
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