僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない この世で一番おもしろい宇宙入門

ジョージ・チャム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478069547
ISBN 10 : 4478069549
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
447p;19

内容詳細

年間読者数700万人を誇る、スタンフォード大学卒の人気マンガ家と、CERNで活躍するカリフォルニア大学教授の最強コンビが放つ、笑えて学べる「世界一わかりやすくておもしろい」宇宙入門!

目次 : 宇宙は何でできているの?―君はすごく珍しくて特別だ/ ダークマターって何?―みんなその中を泳いでいる/ ダークエネルギーって何?―膨張する宇宙で頭も爆発/ 物質のいちばん基本的な部品は何?―いちばん小さいかけらのことはほとんどわかっていない/ 質量の謎―重い疑問に軽く触れてみよう/ どうして重力はほかの力とこんなに違うの?―小さな重力の大きな問題/ 空間って何?―どうしてこんなに場所を取るの?/ 時間って何?―時間は(正体がわからないけれど)欠かせないものだ/ 次元はいくつあるの?―新しい方向に無知を広げる/ 光より速く進むことはできる?/ 地球に超高速粒子を撃ち込んでるのは誰?―宇宙には小さい弾丸が飛び交っている/ どうして僕らは反物質じゃなくて物質でできているの?―その答えは、尻すぼみの反クライマックスな展開にはならない/ ビッグバンのとき何が起こったの?―で、それより前は?/ 宇宙はどのくらい大きいの?―そしてどうしてこんなに空っぽなの?/ 万物理論はあるの?―宇宙をいちばん単純に説明するには?/ 宇宙で僕らはひとりぼっちなの?―どうしてまだ誰も来てくれないの?/ 「まとめ」みたいなもの―究極の謎

【著者紹介】
ジョージ・チャム : コミック・ストリップ(新聞、雑誌に掲載される複数コマのマンガ)の描き手であり、“Piled Higher and Deeper”(『PHDコミックス』)を18年以上描きつづけている。この作品のウェブサイトは、2008年以降で累計5000万以上の閲覧回数を、年間読者数は700万人を誇る。作品はニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、アトランティック、サイエンティフィック・アメリカンなどの紙誌にも掲載されている。スタンフォード大学でロボット工学のPh.D.を取得し、カリフォルニア工科大学で教員を務めていたこともある

ダニエル・ホワイトソン : ペンシルヴェニア大学などを経て、現在はカリフォルニア大学アーヴァイン校の実験素粒子物理学教授。かつてはシカゴ近郊にあるフェルミ研究所の陽子=反陽子コライダーで実験をおこない、現在は全周27キロメートルの円形加速器・大型ハドロンコライダー(LHC)で知られるCERN(欧州原子核研究機構)でも研究をおこなっている。2016年1月には、チャムと協働して、PBS(米国の公共放送サービス)で科学についてのコミックスや動画をオンエアし、100万以上のPVを獲得

水谷淳 : 翻訳者。主に科学や数学の一般向け解説書を扱う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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宇宙のことについて、とても勉強になりまし...

投稿日:2021/04/09 (金)

宇宙のことについて、とても勉強になりました。 タイトル通り、このようなことはわかっていないという説明もあります。 結構砕けた感じで説明があるので、楽しんで読み終えられました。

an さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる さん

    書店で衝動買い! 理由はジョージ・ガモフの『1,2,3…無限大』と、大きさと厚さがそっくりだったから。そして、ガモフが今生きていたら、絶対こんな本を書いたに違いない、と十分に思わせる内容。全ページがジョークとマンガの満載で、笑ってるうちに宇宙の深遠なわからなさを、いつの間にか知ることになる。まだ私たちは宇宙の4%しか知っちゃいないのだ。物理学は難かしい。しかし何が問題なのかを知るだけでも、大いに意味があって、また楽しい。宇宙と素粒子、時間やダークマターは、まだこんなにもわからないものなのだ。うーむそうか。

  • アキ さん

    宇宙のわかっていないことを知ることができる。そもそも素粒子とかニュートリノとか宇宙のたかだか5%のことを解明しているに過ぎない。27%がダークマター、68%がダークエネルギーと割合はわかっているが、それが何かはわかっていない。空間って何?時間って何?次元はいくつあるの?空間は何もないこと。時間は定義できない。次元は弦理論で11次元と推定も証明できず。宇宙で唯一の知的生命の私たち。当たり前のように珈琲飲みながら読書するのは、わからないことだらけの宇宙の中で、ものすごい偶然の結果であることを実感させてくれる。

  • クリママ さん

    宇宙にあるものでわかっているものはわずか5%。それを、チャプター1〜17に分け、素粒子、次元、反物質、ビッグバン、宇宙の大きさ、知的生命体などについて、偏らず広く解説している。ネットへの発信を書籍化したもののようで、難しい専門用語、数式などはない。ジョークも多く、それがなければもっと短くまとめられるのにと思うものの、やはり楽しく読め、何がどうわかっていて、何がわかっていないのかが、よくわかる。とは言っても、素粒子は粒子ではなく小さなゆらぎだとか、多次元は素粒子の周りにあるとか、もうとても想像できない。

  • trazom さん

    そもそも、「この世で一番おもしろい宇宙入門」なんて副題をつけなければいけない本が面白いはずがないと、斜に構えて読み出したが、この本は、むちゃくちゃ面白い。知的好奇心を刺激するとともに、ユーモアのセンスにあふれている。「空間」「時間」「質量」などに関する根源的な考察は、非常に深く刺激的。量子力学と一般相対性理論との決定的な違いの説明も見事だし、熱力学の第二法則で時間の定義を試みる思考実験も面白い。「わかってないことにわくわくする」ことこそが科学の楽しさだとすると、その楽しさを満喫できる本当にいい本だと思う。

  • まえぞう さん

    わかっていないことがこんなにある、としながらも、こんなにわかっている、と言いたいようです。ダジャレ混じりの優しい言葉で書かれていますが、今、宇宙論で話題になっている点はほとんど網羅していますので、入門書として適当だと思います。文書のリズムがよいので、一気に読めます。

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ジョージ・チャム

コミック・ストリップ(新聞、雑誌に掲載される複数コマのマンガ)、“Piled Higher and Deeper”(『PHDコミックス』)の描き手。この作品のウェブサイトは、年間6900万以上の閲覧回数を誇る。作品はニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、アトランティック、サイエンティフィック・

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