ジョージ・オーウェル

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全体主義の誘惑 オーウェル評論選

ジョージ・オーウェル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120054808
ISBN 10 : 4120054802
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「知的誠実」を何より重んじ、精神の自由のために知力を傾け続けたオーウェル。世界の政治状況が大きく変化するなか、彼の批評はアクチュアリティを増している。現在我が国が陥っている政治的窮境に一条の光を投ずる働きをするのではないかという思いから、九篇を数多くの評論の中から選んで訳した。―訳者。

目次 : 1 書評:ヒットラー著『我が闘争』/ 2 聖職者特権―サルバドール・ダリについての覚書/ 3 ナショナリズムについての覚書/ 4 文学を阻むもの/ 5 政治と英語/ 6 なぜ書くか/ 7 作家とリヴァイアサン/ 8 書評:ジャン=ポール・サルトル著『反ユダヤ主義者の肖像』/ 9 ガンジーについて思うこと

【著者紹介】
ジョージ・オーウェル : 本名エリック・アーサー・ブレア。1903年インドに生まれ、イギリスで育つ。イートン校を卒業後、警察官としてビルマで勤務。50年に肺結核のため死去

照屋佳男 : 1936年(昭和11年)、沖縄県中頭郡北谷村(現北谷町)生まれ。早稲田大学名誉教授。1956年、普天間高等学校卒業。1962年、早稲田大学第一文学部英文科卒業。67年、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専攻、英文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 駒場

    訳者の前書きで頓珍漢な個人的主張(ポリコレの暴走で女性擁護発言が女性蔑視発言に書き換えられている!、LGBTが特権階級になる虞!等)が展開されていて本文に入る前にうんざりしたので、この手の本は訳者の役割が本当に大事だなと痛感しました

  • zeroset

    訳者による前書きや解説が、中国やLGBT・ポリコレに対する敵意に満ち溢れていて、酷いものだった。もちろんオーウェルの評論自体は含蓄に富んでいて、自戒させられることもしばしばだったが。中国が全体主義的な国家であるのは確かだが、訳者自身も、この書で定義・批判されている「ナショナリスト」に自らが当てはまってないか、一度振り返って見られてはどうですかね。論語読みの論語知らずというのはこのことか。

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