第二次大戦のイタリア空軍エ-ス

第二次大戦のイタリア空軍パイロットが、非力な飛行機で戦ったにもかかわらず、１００人超のエースを生んだことは、あまり知られていない。彼らは敵である連合軍からも高い飛行技量と勇敢さを評価された優秀な集団であった。第二次大戦のイタリア、空のエリートたちに焦点を絞った、初めての本格的日本語版戦記資料が登場。

目次 : １章　イタリアの空の戦い/ ２章　主要な戦闘機部隊と戦歴/ ３章　エースと戦果

【著者紹介】
ジョヴァンニ・マッシメッロ : イタリアのもっとも期待される新進航空史研究家のひとりで、おもにイタリア王国空軍のエースたちの戦闘記録の調査研究につとめている

ジョルジョ・アポストロ : 第二次大戦中の王国空軍についての世界的権威であり、ミラノでイタリア第一の航空出版社ＧＡＥを経営し、研究誌『Ａｅｒｏｆａｎ』を年４回発行している

柄沢英一郎 : １９３９年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞社入社、『週刊朝日』『科学朝日』各編集部員、『世界の翼』編集長、『朝日文庫』編集長などを経て１９９９年退職、帰農

渡辺洋二 : １９５０年愛知県名古屋市生まれ。立教大学文学部卒業。雑誌編集者を経て、現在は航空史の研究・調査と執筆に携わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）