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ISBN 10 : 4750343161
Content Description
核開発に直接関わっていた著者たちの内部報告。「核と国家」の内奥を明かした渾身の証言。
目次 : なぜ我々は証言するのか/ 放射線の生物学的影響/ 技術発展のための勇敢な騎士を警戒せよ/ 将来の汚染を防ぐための方策/ 原子力委員会の脅威―口先だけの「公衆衛生」/ コロラド高原の悲劇/ 原子炉/ 廃棄が許されない放射性廃棄物/ プルトニウム―公衆の健康と技術の驕り/ 核兵器計画/ 科学と科学者の倫理と社会的責任/ 科学的異議申し立てが緊急に必要である
【著者紹介】
ジョン・W・ゴフマン : 1918〜2007。カリフォルニア大学バークレイ校で核物理化学のPh.D.を得、サンフランシスコ校でM.D.(医学博士号)を得た。1963〜69年の間ローレンス研究所の副所長を務め、バークレイ校の医学物理学の教授に就任した。研究分野は多岐にわたり、核物理学(新元素発見や同位体研究など)、放射線化学、高分子、リポタンパク、冠動脈疾患、動脈硬化、放射線生物学、X線分析、染色体とがん、放射線傷害などである。多数の放射線関係書を著している
アーサー・R.タンプリン : 1926〜2007。カリフォルニア大学バークレイ校を卒業し、生化学の学士号、生物物理学のPh.D.を得た。ランドコーポレーションで宇宙開発に携わったのち、ローレンス研究所の生物学・医学部門のグループリーダーに就任。核実験降下物の危険性についての著書数冊などがある
河宮信郎 : 1939年(昭和14年)広島県呉市生まれ。大阪府立三国丘高校卒、東京大学教養学部入学。1960年6/15の後、教養学部自治会委員長に就く。東京大学工学部卒・同修士課程修了(1963年)。名古屋大学工学部助手となり、金属物理学、固体物理学史、科学技術論の研究に従事、博士号取得(工学博士)。中京大学に移籍(1986年)、教養部を経て、経済学部教授(科学技術論、環境科学、環境経済学)、2009年退職(中京大学名誉教授)。エントロピー学会創設に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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田中峰和
読了日:2016/08/20
Keiko Yamamoto
読了日:2021/03/10
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