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無の本 ゼロ、真空、宇宙の起源

ジョン・d・バロウ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791767366
ISBN 10 : 4791767365
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

哲学者は無を理解しようとし、神秘家は無を思い描こうとし、科学者は無を作り出そうとし、天文学者は無のありかを突き止めようとした。さまざまな角度からの無の探求の歴史をはじめ、音楽や文学における無の表現も多彩に紹介しながら、「無」(nothing)を語り尽くす!

目次 : 0 無の学問―どこにもないところへの飛翔/ 1 ゼロ―すべての物語/ 2 から騒ぎ/ 3 無を構築する/ 4 エーテルに向かう流れ/ 5 いったい何がゼロに起こったのか?/ 6 空っぽの宇宙/ 7 決して空にならない箱/ 8 真空は何個あるのか?/ 9 真空の始まりと終わり

【著者紹介】
ジョン・D・バロウ : ケンブリッジ大学教授。天文学者、数理物理学者

小野木明恵 : 翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    ジョン・D・バロウ本ファンの吾輩、改めて素晴らしい本だと確認。 「数学、神学、哲学、文学、素粒子物理学、宇宙論……さまざまな角度から無の探究の歴史をはじめ、音楽や文字おける無の表現も多彩に紹介しながら、「無(=nothing)」を語り尽くす」というものだが、無、宇宙、時空、真空と話題が実に豊富で楽しい。再読してよかった。 

  • ヨクト

    イカス本。無の本、なんと興味をそそられるタイトルでしょう。無=数学的ゼロ、哲学的虚無、神学的原始、物理学的真空、天文学的原始と本書では様々な視点から考察している。著者が天文学者・数学物理学者であるので、後半の宇宙論の部分がメインではあるが、そこが大変難しかった。入門書等である程度勉強した上でないとキツイですが、内容はすこぶる面白い。個人的に前半の数学的ゼロの章が印象的でした。古代文字の数字表記法について書かれていて、これだけでも楽しいです。

  • em

    人間があらゆる方向から考えてきた「無」、その足跡をたどる本。数学のゼロ、シェイクスピアの登場人物が語るnothing、神の創造以前があるのかないのかという神学的な問題、哲学、宇宙論。「無」を真ん中に、無数の人々が車座になってためつすがめつしているのを見てきたような気分。そこにはしかつめらしい顔、悟ったような顔、思考のトリックを仕掛ける笑いを含んだ顔、さまざまな顔が。「無」をめぐる分野はあまりにも広大で、大の苦手だった集合の話などは完全にお手上げでしたが、それでもテーマの吸引力により楽しめました。

  • 手押し戦車

    無と言うのは物質全て何もないことをゼロ、宇宙の始まりは真空と言う無から始まった様でも同じ物質がお互いに結びつく時に新たな物質を作り出して行くそれが真空の中で行われ膨張して行く。無と言う存在は宇宙や数字でも表せないほど正確な無は存在しない。真空空間に何も存在しないとすると宇宙空間自体なくなってしまう、そして物質自体、最初から存在しないことになる。極限のゼロに近い状態でもゼロにはならない。始まりをゼロにしてしまうとスタートが存在しなくなる。常に物事は極限のゼロから遠ざかる運命に有る。

  • やいっち

    ジョン・D・バロウ本ファンの吾輩、改めて素晴らしい本だと確認。 「数学、神学、哲学、文学、素粒子物理学、宇宙論……さまざまな角度から無の探究の歴史をはじめ、音楽や文字おける無の表現も多彩に紹介しながら、「無(=nothing)」を語り尽くす」というものだが、無、宇宙、時空、真空と話題が実に豊富で楽しい。再読してよかった。 

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