ジョン・ヴァードン

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数字を一つ思い浮かべろ 文春文庫

ジョン・ヴァードン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167911485
ISBN 10 : 4167911485
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
576p;16

内容詳細

数字を一つ思い浮かべろ。その奇妙な封書にはそう記されていた。658という数字を思い浮かべた男が同封されていた封筒を開くと、そこにあった数字は「658」!数々の難事件を解決してきた退職刑事に持ち込まれた怪事は、手品めいた謎と奇怪な暗示に彩られた連続殺人に発展する。眩惑的な奇術趣味と謎解きの興趣あふれる華麗なミステリ。

【著者紹介】
ジョン・ヴァードン : 1942年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。大手広告代理店に勤務ののち、キャッツキル山脈の裾野に居を構えて家具の製作を行なう傍ら執筆した『数字を一つ思い浮かべろ』で2010年に作家デビュー

浜野アキオ : 1961(昭和36)年、宮城県生まれ。京都大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    全体としては面白く読めた。突っ込んでいわせてもらえば、秀逸な点と駄目な点が半々くらいある。数字や足跡の謎など、提示の仕方は上手く、読者の興味を惹く。が、タネを明かされるとガッカリなものばかりで、しかも、なぜそれを行ったかの理由づけが、輪をかけてショボい。犯人の出し方も、意外性を狙って計算した跡は伺えるものの、上手くいっておらず。最後の犯人との対決シーンも、何故ポッと出のナ―ドを相方にしてしまったのか。あそこは無理くりでもハードウィックを出すべき場面な気が。なんか、そういう細かいところ散漫。

  • 遥かなる想い さん

    2019年このミス海外第9位。 退職した刑事ガーニーが追う、昔のメレニーの謎… 数字当てから始まる奇怪な出来事は 昔ながらの ミステリーの展開で面白い。 658という数字が意味するするものは何なのか?そして、メレニーは何を隠していたのか? 最後はやや強引な感が強い終わり方だったが… 妻マデリンの冷ややかな態度が印象的な 作品だった。

  • のぶ さん

    先の展開を期待させる導入部から、一風変わった魅力を持った一冊だった。退職刑事ガーニーの友人のもとに手紙が届く。数字を頭に思い浮かべてみろ。小さな封筒を開けるとその数字は思い浮かべた数字と一致していた。恐怖に駆られてガーニーに相談を持ち込んだが、やがて男は殺害されてしまう。導入部のこんな手品のような話から、ガニーが探偵役として調査を進めるが、次なる殺人が発生する。次第にストーリーは複雑化し、思わぬ結末が待ち受ける。本格物に変化を持たせたような作品で、面白い作品だった。

  • aquamarine さん

    1000までの数字を頭に思い浮かべてみろ。届いた手紙の通りに一つの数字658を思い浮かべ、指示に従って小さな封筒を開けると、そこには658の文字があった。その後次々と脅迫状が届く…という友人からの相談を受けた退職刑事ガーニー。なぜ犯人は数字を当てることができたのか、誰が、何の目的で。事件は殺人事件に発展し、消えた足跡の謎も加わり盛沢山で、先が気になり一気に読み進めました。映画でも見るように読みやすく、ストーリーも悪くなく面白かったのですが、それぞれの謎の答えが全て想像以上に普通だったのが私には残念でした。

  • Panzer Leader さん

    解説にも書いてある通り謎解きと警察小説が融合した読み応えのあるミステリー。只の脅迫と思われていた事件が連続殺人へと発展していくストーリーに圧巻された。47才で引退した凄腕の元刑事、その主人公以上に洞察力が鋭いのではと思われる妻、敏腕ながら嫌味な元同僚、お約束の無能捜査責任者、上昇志向の地方検事、氷のように冷たい女性心理学者などと登場人物もバラエティ豊か。ただ最大のトリックの種明かしは時代設定を考えるとどうなんだろうなとちょっと納得できず。でもこれまた追っかけたいシリーズ物であることは間違いない。

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ジョン・ヴァードン

1942年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。大手広告代理店に勤務ののち、キャッツキル山脈の裾野に居を構えて家具の製作を行なう傍ら執筆した『数字を一つ思い浮かべろ』で2010年に作家デビュー

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