ジョン・マーズデン

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ウサギ

ジョン・マーズデン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309291246
ISBN 10 : 4309291244
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;28

内容詳細

だれが、わたしたちをウサギから救ってくれるのだろう?ショーン・タンの絵本デビュー作、ついに邦訳刊行!オーストラリア児童図書賞受賞作。

【著者紹介】
ジョン・マーズデン : 1950年メルボルン生まれ。シドニー大学で学び、さまざまな職業を経て28歳で教員生活へ。1987年にデビュー作『話すことがたくさんあるの…』を発表、オーストラリア児童文学賞を受賞。代表作にベストセラーとなり映像化された全7巻の「Tomorrow」シリーズがある

ショーン・タン : 1974年オーストラリア生まれ。アストリッド・リンドグレーン記念文学賞、ケイト・グリーナウェイ賞ほか、映画『ロスト・シング』でアカデミー賞短編アニメーション賞も受賞。作品は世界中で翻訳出版されている

岸本佐知子 : 翻訳家。2007年『ねにもつタイプ』で第23回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    ショーン・タン は、新作中心に読んでいる絵本作家です。ショーン・タンのデビュー作、初翻訳ということで読みました。ウサギは、地球最強最悪の寄生虫である人類(特に欧米人)によるアボリジニ等原住民の虐殺の象徴でしょうか?デビュー作とは思えない美麗で迫力のあるイラストが素晴らしい。

  • のっち♬ さん

    海の向こうから「わたしたち」の土地にやってきて高度文明を築く「ウサギ」たち。道理の通じない文明同士の衝突の悲劇を扱ったテーマの普遍性は絵本初挑戦となった若きタンの意欲を大いに掻き立てた。デフォルメの手法も若々しく大胆で侵略される側から見た異文化の美と醜を体現している。抽象画のような大地から冷徹な都会の佇まいまで表現力も幅も既に凄みがある。何より最後のページが残す余韻が深い。ウサギから救うものはあの水面の如く静かで濁りのないコミュニケーションではないか。歴史の因果を提示して現代の麻痺した心に訴えかける一冊。

  • zero1 さん

    侵略するウサギは豪州の白人たちを表現。アボリジニを示す先住者たちは虐げられ、闘いに負け子をさらわれる(後述)。ある土地に多くの移民が来ると悲劇が起きる。それは豪州だけの問題ではない。普遍的なテーマはかつての日本やイスラエルとパレスチナにも共通する。表紙を含め鮮やかなタッチの絵が強く印象に残った。過去の失敗を学ぶため今を生きる我々に必要な作品。レビューが56件しかないのは不思議だが今年のベスト本候補。読友みゆさんの紹介。ありがとうございます。【だれが、わたしたちをウサギから救ってくれるのだろう?】

  • やま さん

    これは、北米でインデアンが、中南米でマヤが、インカが、アフリカで黒人が…と、多くの土地で行われたことが書かれている物語です。 きょう図書館で借りて、その場でページを開けたときに、何か間違ったものを借りたかなと思い、返却しょうと思いましたが、何か…、この奇妙な、幾何学的で、抽象的なものに、妙に惹かれて持って帰って来ました(笑)  この絵本(?)の大きさは、A4用紙ほどの大きさ、ページを開くとA3用紙ほどの大きさに、幾何学的な、奇妙な絵→模様かな(?)が迫力一杯に描かれています。🌿@➁へ続く→

  • 美紀ちゃん さん

    こんなことを書いたら、どこか?当局とか大きなところから削除要請が来るかもしれないが 私は、 ウサギは「××」で(実際にある国名前)日本が侵略されてしまう話のように思えた。 怖い。 知らず知らずのうちに周りに増えてきて、自然に侵略されてしまう。 コロナだって発生源は「××」だし。 領地も(島)取ろうとしている。 「××」の企業も、密かに、日本には欠かせないくらい進出してきている。 やばいやばい! 早くなんとかしないと!と読んでいて思った。考えされる本。

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