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ISBN 10 : 4909237569
Content Description
新自由主義によって破壊された人々の生活、広がる格差と貧困、富を蓄積する大企業、深刻化する気候変動、そしてコロナ禍…。次々と襲ってくる「危機」に対して、ヨーロッパの左派はどのように立ち向かおうとしているのか?ジェレミー・コービンが党首時代の英国労働党で、経済政策ブレーンたちがその叡智を結集した、革新的で、刺激的な、政策論集。
目次 : ポスト真実の世界で経済学を民主化する/ 労働党の財政信頼性ルール/ 租税回避問題に取り組む/ 未来を守るために、英国はグリーン・ニューディールを必要としている/ フェアでオープンで革新的!―労働党の国際貿易政策/ 英国経済の「脱金融化」と公共銀行の重要性/ 企業の所有形態のモデルを提案する/ 分断を超えて―国の繁栄のための権限移譲/ 新しい経済における民主的所有形態/ 新しい地域経済システム―英国と米国を例に/ 債務依存と日常生活の金融化/ プラットフォーム独占とAIの政治経済学/ データ・ニューディール/ 新しい経済と新しい経済学/ ソーシャルインフラへの公共投資で、人々をケアする生産的で持続可能な経済をつくる/ レンティア資本主義とプレカリアート―コモンズ基金がなぜ必要か
【著者紹介】
ジョン・マクドネル : 1951年生まれ。英国労働党の政治家。工場労働者として働きながら夜間学校に通い、大学に進学。その後、労働組合役員、大ロンドン議会(GCL)財務委員長などを経て、1997年から英国議会議員。労働党の左派グループ「ソーシャリスト・キャンペーン」のリーダーとして活躍。2015年の労働党党首選で勝利を果たしたジェレミー・コービンのもとで「影の財務大臣」を務め、2019年の総選挙で労働党が敗北を喫したことで「影の財務大臣」を引責辞任。労働党議員として活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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