ジョン・ディクスン・カー

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髑髏城 創元推理文庫

ジョン・ディクスン・カー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488118396
ISBN 10 : 4488118399
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;15

内容詳細

ドイツ・ライン河畔に聳える奇城“髑髏城”。城の持ち主であった稀代の魔術師が謎の死を遂げてから十七年が経った。そして今、城を継いだ男が火だるまになって胸壁から転落、凄絶な最期を迎える。予審判事アンリ・バンコランは事件の捜査に乗り出すが、そこで彼は好敵手フォン・アルンハイム男爵と邂逅を果たす―。古城を舞台に火花を散らす仏独二大名探偵の推理、新訳決定版。

【著者紹介】
ジョン・ディクスン・カー : 1906年アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。30年に予審判事アンリ・バンコランが登場する『夜歩く』を発表。カーター・ディクスン名義によるヘンリ・メリヴェール卿シリーズの『ユダの窓』など、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものにし、熱狂的な読者を獲得。“不可能犯罪の巨匠”と呼ばれる。77年没

和爾桃子 : 英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aquamarine さん

    順番に読んでいませんが、バンコランシリーズ3作目だそうです。パスティーシュされた、「人狼城」と「双月城」を先に読んでしまっているので、ついそちらと比べてしまい事件の謎に関しては特別な驚きなどはなかったのですが、バンコランの鋭さ、ことにアルンハイム男爵との対決の結末は想像を超えてきました。出てくる女性たちがみな強いのも印象に残りました。新訳はとても読みやすく、訳者のあとがきも、青崎さんの解説もわかりやすくて良かったです。森美夏さんの表紙絵もとても好みです。

  • 星落秋風五丈原 さん

    バンコランはいつになく浮かれている。それというのも、かつて諜報戦を戦ったフォン・シュトロハイム男爵と推理を競うことになったからで、ジェフ・マールが学童相手の舎監気分を味わっているというのだから、いつもの彼よりも相当子供っぽいのだろう。表面ではにこやかに昔話などをしつつ、水面下ではバチバチと火花を散らす二人、その二人をどっちもどっちだなとどこか醒めて見ているマールは、作者カーの投影。三者の後ろにいるそれぞれの国、ドイツ、フランス、アメリカの関係をも思わせるようで、なかなか面白い趣向。人物紹介がツボ。

  • NAO さん

    かつて稀代の魔術師が所有し彼の死後友人のものとなったライン川岸に聳え建つ髑髏城。ある夜、今の所有者が、炎に包まれ城から落下した。調査するのは、パリの予審判事アンリ・バンコランと、ベルリン警察の主任捜査官アルンハイム男爵。二人は、どちらも超個性的、強烈な経歴の持ち主で、過去に、ヨーロッパの半分を股にかけ諜報戦を繰り広げた好敵手。「フォン・アルンハイムは笑う」からの「バンコランは笑う」の展開、読みごたえがある。

  • みっぴー さん

    ドクロを模した古城の城壁を火だるまとなった城主が駆け抜けるーー!!カーらしい設定ですが、新訳が合わなかったのか、のめり込むほどではなかったです。事件そのものより、事件に至った経緯のほうがぞっとさせられました。人の恨みの深さは測りしれないですね。カー作品の中で、ここまで人間の心情に重きを置いた作品は珍しいと思いました。是非旧訳と読み比べたいです。

  • yucchi さん

    【YKT祭第4弾】バンコランとアルンハイム男爵による推理対決。紳士的なやり取りの下に潜むバリバリのライバル心が見物。髑髏城の構造がいまいちよくわからない(^o^;) アルンハイム男爵は完璧に噛ませ犬なのだが、相手に花を持たせるバンコランちょっと漢前(*´ω`*)

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1906年アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。30年に予審判事アンリ・バンコランが登場する『夜歩く』を発表。ギディオン・フェル博士シリーズの『帽子収集狂事件』、ノンシリーズの『皇帝のかぎ煙草入れ』のほか、カーター・ディクスン名義によるヘンリ・メリヴェール卿シリーズの『ユダの窓』など、オールタイム・ベ

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