ジョン・ディクスン・カー

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死者はよみがえる 新訳版 創元推理文庫

ジョン・ディクスン・カー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488118488
ISBN 10 : 4488118488
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

冒険の末に南アフリカからロンドンへたどり着いた作家のケント。だが、空腹に苦しんでいた彼は、ホテルで朝食の無銭飲食に及ぶ。食べ終えた彼に近づいてくるスタッフ。だが、観念した彼が告げられたのは、予想外の言葉だった――。残酷不可解な殺人、2件の殺人現場で目撃された青い制服の男の怪……名探偵フェル博士が指摘した12の謎がすべて解かれるとき、途方もない真相が明らかに! 巨匠カーの独壇場たる本格長編が新訳で登場!


【著者紹介】
ジョン・ディクスン・カー : 1906年アメリカ、ペンシルヴェニア州生まれ。30年に予審判事アンリ・バンコランが登場する『夜歩く』を発表。ギディオン・フェル博士シリーズの『帽子収集狂事件』、ノンシリーズの『皇帝のかぎ煙草入れ』のほか、カーター・ディクスン名義によるヘンリ・メリヴェール卿シリーズの『ユダの窓』など、オールタイム・ベスト級の傑作を次々とものにし、熱狂的な読者を獲得。“不可能犯罪の巨匠”と呼ばれる。77年没

三角和代 : 1965年福岡県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • NAO

    ややこしい賭をした裕福な作家が遭遇したややこしい殺人事件。最初の設定から予測される犯人とは別に怪しげな人物が何人もいて、探偵のフィル博士同様、頭の中が二転三転させられる。それだけ読みにくくもあり、そのわりには今一つな感じ。

  • 雪紫

    タイトルと違って怪奇なし。犯罪小説家(著作作風不明)が友人と賭けた6000マイルの無銭旅行はゴール前。無銭飲食逃れるためにやったことから、あわや殺人容疑かと思えば事情知ってたフェル博士とハドリー警視は早くも無実と太鼓判。しかも第2の殺人だったと、なんとも人を食ったような話。犯人と「あれ」の判明には目が点に。そして筋道に唸ると同時に(個人的には2番目と10番目の謎に)「なんじゃそりゃあ!」「ずりーこいつ!」と叫びながら本を叩き付けたくなる気分を両立出来る稀有な作品。表紙を見て思う。いけしゃあしゃあと。

  • koma-inu

    フェル博士シリーズ。南アフリカからロンドンまで無銭旅行し、更にホテルで無銭飲食したケントが、殺人に巻き込まれて・・という凄まじいドタバタ話。強固なアリバイで固められた容疑者から、ロジカルに犯人が導かれるのか?と思いきや、犯人はまさかの方角から暴かれる。ある一点から、全ての謎が明かされる様は悪くないですが・・いやいや反則度高すぎて、もはや、トリックと呼べるのだろうか🧐犯人の意外性を過剰に追求した作品。カー初心者は読んじゃいけません。が、この気持ち誰かと共有したい作品!

  • geshi

    怪奇と密室に頼らない異色への挑戦は分かりやすく失敗している。冒頭の無銭飲食から宿泊客と間違われ死体を発見するまでは面白くなりそうだったけど、既に起こっていたもう一つの事件が説明され、容疑者達が全く出てこないので話が鈍重に感じる。中心となる謎が印象弱く、事件関係者たちの疑心やいざこざで盛り上がりそうだっだのに決めきれない。ホワイダニットへのこだわりや、読者が盲点に置くよう仕組まれた意外な犯人など、やろうとしてる事は分からないでもないがアンフェアぎりぎりに無茶な道理を通しているなぁ。

  • 本木英朗

    名探偵フェル博士の長編のひとつである。俺は創元の旧版で1回だけ読んでいた。今回は新版でということだ。南アフリカからロンドンへ無銭旅行ができるか? 友人とそんな賭けをした作家のケントは、大冒険の末にロンドンへたどり着いた。空腹のあまり、ホテルで無銭飲食に及んだケントを、予想もしない展開が待っていて――という話だ。今回もさっぱり分からなかったよ、俺。とにかくフェル博士、そして巨匠カーの名推理をただただ聞いているだけだ。またいつか3回目に挑戦だな。

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