ジョン・ステュアート・ミル

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大学教育について 岩波文庫

ジョン・ステュアート・ミル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003910115
ISBN 10 : 4003910117
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,177p

内容詳細

大学とは職業教育の場ではない。専門知識をよりよく使うためにも一般教養教育が必要である。文学、自然科学、社会科学、道徳教育・宗教、芸術など一般教養科目についての意義を述べ、真理に基づいて正しく行動する意志の涵養を説く。大学教育の原点と理念を謳う名高きセント・アンドルーズ大学名誉学長就任講演。

目次 : 序 広義の教育と狭義の教育/ 1 大学教育の任務―一般教養教育の重要性/ 2 文学教育/ 3 科学教育/ 4 道徳科学教育/ 5 道徳教育と宗教教育/ 6 美学・芸術教育/ 7 結び

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がっち さん

    マックスウェーバーを読んだあとなので、相反する思考があるが、ミルの考えにも賛成である。社会のためにある教育というのも必要であるかなって思うが、特に社会を教育しなければならないと思うためだ。しかし、それは教養があってのことであり、せめて学部のときは教養の勉強をしなければならない。それから、専門教育でよい。就職のための勉強にならないために教養を学びたいと思うが、なかなか難しいものである。

  • 魚京童! さん

    言葉は賢人にとっては現金代わりの数取り札であり、愚者にとっては貨幣である

  • MAT-TUN さん

    なんという優れた本だ。翻訳もすばらしい。文学教育、科学教育(数学、自然科学、論理学、生理学、心理学)、道徳科学教育(倫理学と政治学、歴史哲学、経済学、法律学、国際法)、道徳教育と宗教教育、美学・芸術教育、をあげて、その意義を論じている。1867年の作だが、古さは感じられない。むしろ今の大学教育を考える上でこの上なく参考になると思う。古語で韻文を書くトレーニングに固執して時間を浪費するのはいかがなものか、食わず嫌いせずに論理学の訓練をしてみなさいよ、など具体的な学習へ言及もおもしろい。

  • kannkyo さん

    1867年、当代きっての知識人であるジョン・ステュアート・ミルは、学生投票によりスコットランドのセント・アンドルーズ大学の名誉学長に選出された。本書は、その名誉学長就任講演の草稿である。哲学者、経済学者として名を馳せた彼も、教鞭をとった経験はない。しかし、彼の語る大学教育の原点と理念は本職の教授たちをも唸らせるものがあった。いわく、大学の目的は有能で教養ある人を育てることであり、教養には知識と道徳があり、知識には文学と科学の両方が不可欠である、と。日本の大学生に読んでほしい一冊だ。

  • kubottar さん

    数学・物理学をコントロールするために論理学も必要だとの考え方は初めて知りました。

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