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戦略の歴史 上 中公文庫

ジョン・キーガン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122060821
ISBN 10 : 4122060826
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

先史時代から現代まで、人類の戦争における武器と戦術の変遷と、戦闘集団が所属する文化との相関関係を分析。異色の軍事史家による戦争の世界史。

【著者紹介】
ジョン・キーガン : 1934年、ロンドン生まれ。長年、英国のサンドハースト陸軍士官学校で上級講師やデイリー・テレグラフ紙の防衛問題担当編集者、欧米各国で客員教授等を務めた。王立文学協会会員で、また湾岸戦争ではOBE勲功賞を受賞している。2012年没

遠藤利国 : 1950年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。翻訳家、國學院大學講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MUNEKAZ

    クラウゼヴィッツの「戦争は他の手段を以ってする政治の延長」を批判し、啓蒙主義やナポレオン戦争を前提とした彼の『戦争論』だけでは捉えきれない多様な「戦争」を取り上げている。面白いのはその中に当然日本の「サムライ」も含まれていることで、外から見た(そして他の軍事エリートと比べた)「サムライ」像が伺える。考古学、文化人類学に及ぶ広範な記述にとにかく圧倒されるのだが、話の流れが捉えにくい感も多少ある。まぁでもその都度立ち止まって示唆に富む小ネタを楽しむのも、また一興かなというところ。

  • mahiro

    作者はクラウゼヴィッツの『戦争論』の反論から入りべ上巻は古代からの戦略、戦争及び軍隊の誕生と変遷を記している。興味をひいたのは海戦で、古来より真の外洋での海戦はミッドウェイ外僅かしかなく、サラミス、レパント、トラファルガー、日露戦争の対馬沖海戦に到るまで全て沿岸地域の海戦であったと言う事だ。補給や船の構造的問題により、壮大な海戦も当然の事ながら大きな制約の元にあった。又軍馬も古代エジプト時代は人間が今日の如く騎乗出来るまで改良されていなかったと言うのも思白かった。

  • ウラー

    戦争を人間の文化の一つと捉え、クラウゼヴィッツの「戦争は政治の継続」という考え方に反論する比較研究。戦士と軍人の文化的背景や時代、国の置かれた環境、軍事テクノロジーごとに詳しく説明されている。私にとっては高校世界史の補足として有益だった。

  • tsune105

    クラウゼウィッツの戦争論の否定から入る画期的で刺激的な戦争論。 和訳されていない人類学や考古学などを活用し、戦争を著述しているが、年代の流れやテーマからの飛躍し過ぎた具体例など、読みづらく、疲れた。 下巻のみだけでもいいのかと思う。 先に読んだ、本作とは違い分かりやすいマクニールの偉大さを逆に感じた。

  • Akito Yoshiue

    非常によく調べられており、論旨に説得力がある。

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