境界線の世界史 歴史を変えた47の国境の物語

ジョン・エレッジ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562075522
ISBN 10 : 456207552X
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

国境はなぜ生まれ、いかにして世界をかたちづくってきたのか。戦争、条約、思惑が交錯する線の歴史を辿りながら、現代世界の成り立ちを鋭く照らし出す、ユニークな歴史読み物。地図の裏に隠された人類の営みが、いま鮮やかに浮かび上がる。

【著者紹介】
ジョン・エレッジ : イギリスのジャーナリスト。ケンブリッジ大学トリニティ・ホールで英文学学士号。ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションでジャーナリズムの修士課程を修了。『ニュー・ステイツマン』誌の元副編集長、現在はフリーランスとして、『ガーディアン』、『フィナンシャル・タイムズ』などに寄稿

内田智穂子 : 学習院女子短期大学英語専攻卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    何十年も地図帳を見てきて、国や領域を分けるため引かれている境界線を当たり前のものとして受け取ってきた。しかし線の一本一本には引かれた理由があり、その多くが戦争や外交や政治的思惑の結果なのを明らかにする。王や大統領や首相が権力を振るい、あるいは面倒なので誰かに任せ、利益配分を議論したあげく分割を決めていった。しかも現地住人の意志は考慮もされず、強者が弱者を踏みにじる積み重ねが今日の世界地図を作り上げたのだ。しかし弱者も諦めず自らの権利を取り戻そうとあがき続けており、おそらく地球最後の日まで終わらないだろう。

  • よっち さん

    地図に引かれた一筋の線がなぜこれほど強固な現実を生むのか。47の国境から歴史と地政学の深層に迫る1冊。上下エジプトの統一や万里の長城、ローマ帝国の防砦、イギリスの国境、チンギス・ハーンの国境開放政策、スペインとポルトガルの世界分割、アメリカのメキシコ侵攻やインド分割といった歴史的経緯。アメリカとカナダの国境や、オーストラリアの国境といった遺産から、本初子午線概史、タイムゾーン、世界が南極の領有権主張を凍結した経緯、空の境界といったエピソードまで、いかに人が傲慢に境界線を引いてきたのかを思い知らされました。

  • Teo さん

    よく見かける「県境の謎」みたいな本を、英国ジャーナリストが英帝国範囲について立派な装丁で書いた本。サイクス・ピコ協定とか歴史的に知ってるものから、なるほど英国の人間じゃないとそこまでは知らないねと言うものまで。

  • ちり さん

    “昔の地図帳は、せいぜい年に1回更新される重たい革装丁の書物だった。出版前には混乱を合意に変えねばならぬ締め切りがあり、地図を見る人は、いずれにしろ、自分が過去の視点でとらえた世界を眺めていることを認識していた。しかし、現在、グーグルやアップルの地図コードは絶えず更新されており、いつでも変更される可能性がある。/発行日はつねに現在なのだ。つまり、デジタル地図の作製者には、なにが正しいのかはっきりしない状況でも正しい地図を描かなければならないというさらなるプレッシャーがのしかかっている”

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ジョン・エレッジ

イギリスのジャーナリスト。ケンブリッジ大学トリニティ・ホールで英文学学士号。ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションでジャーナリズムの修士課程を修了。『ニュー・ステイツマン』誌の元副編集長、現在はフリーランスとして、『ガーディアン』、『フィナンシャル・タイムズ』などに寄稿

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