ジョン・アール・ヘインズ

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ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動

ジョン・アール・ヘインズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569704890
ISBN 10 : 4569704891
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
February/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ソ連の暗号は解読不能」というのが、長い間、専門家や歴史家の常識とされてきた。しかし、事実は違っていた…。米ソ同盟の裏で行われた、共産党の諜報活動を暴く「禁断の書」。待望の初邦訳。

【著者紹介】
ジョン・アール・ヘインズ : アメリカ議会図書館史料部研究員。歴史家で、アメリカ共産主義運動とソ連の対米スパイ活動を扱う共著を多数出版

ハーヴェイ・クレア : エモリー大学教授。歴史家で、アメリカ共産主義運動とソ連の対米スパイ活動を扱う共著を多数出版

中西輝政 : 京都大学大学院教授。1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て現職。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。2002年、正論大賞受賞。著書に『大英帝国衰亡史』(毎日出版文化賞・山本七平賞、PHP文庫)など

山添博史 : 防衛研究所研究部教官。1975年、大阪府生まれ。2005年、ロンドン大学スラヴ東欧研究所修士課程修了、2008年、京都大学博士課程修了ののち現職。専門は国際政治学、ロシアの対中政策。情報史研究会会員

佐々木太郎 : 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程在籍。1980年、広島県生まれ。2006年、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。専門は東アジア国際史、米中関係史、情報史。情報史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しろくまZ

    1995年に公開された「ヴェノナ文書」及び旧ソ連側文書により、1930年代から1940年代にかけて米国がソ連側スパイや同調者によって蹂躙されていた歴史的事実を本書は述べている。有名なスパイとして、ルーズベルト政権中枢にいたハリー・デクスター・ホワイトがおり、彼は日本を対米開戦へと追い込んだ「ハル・ノート」の素案作成に携わっている。このことを日本人は記憶にとどめるべきだろう。また、本書から類推するに、当時の日本にどの程度ソ連側スパイが浸透していたのか気にかかるところであるし、現在の日本についても同様である。

  • Haruka Fukuhara

    第二次大戦前後のソ連の米国内での諜報活動について。率直に言って、アメリカ人は総体として、楽天的に過ぎると思う。自らの世界に占める存在の大きさから言って、様々な国から潜在的な敵と見做され攻撃されることは十分想定されるはずなのに、そのことを軽視しているように見える。アメリカ人の楽観主義と危機に瀕した際のヒステリックな反応は国際政治においては非常に困ったことだと思う。…完全に日本のことを棚上げして語ってみたけれど、日本はその点どうなんだろう。

  • Takuya Nishida

    『嘘だらけの日米近現代史』における倉山史観の裏付けとして読んでみた。ソ連の暗号傍受、解読に対する作戦名「ヴェノナ」公開されたベノナ文書をもとに整理解説した本 興味深い内容であっても正直文章が面白いわけではないし原註も多く真剣に読み込むには相当大変なので流し読み  友好国同士の日米が開戦に至った背景にはコミンテルンのスパイがあった!ルーズベルト政権の中枢にまでスパイが入り込んでいた事実、日本では話題にならなかったのが不思議でならない!

  • Tomoichi

    第二次大戦期に於けるアメリカ政府内のソ連スパイ活動と暗号解読についてのノンフィクション。「ハル・ノート」の起草者の一人もスパイであった事実など共産主義の恐ろしさがよくわかる。マッカーシーはやはり正しかったのだ。

  • ScorpionsUFOMSG

    【アメリカの進歩主義者(リベラル)が創り出したソ連のスパイ 】  ヴェノナによって、明らかになったソ連・コミンテルンによるスパイ工作。コミンテルンによるスパイ工作も狡猾であったが、何よりも共産主義者の暗躍を許したのは”アメリカの進歩主義(リベラル)の欺瞞”にあるのではないか。

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