ジョルジュ・バタイユ

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無頭人(アセファル)

ジョルジュ・バタイユ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784329010049
ISBN 10 : 4329010046
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1999
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カケル

    笠井潔『煉獄の時』にも登場する秘密結社「アセファル」が発行する機関誌の翻訳。“アセファル三部作(勝手に命名w)第一巻。大戦前夜の苦闘を象徴するように近代社会を覆さんばかりの熱量である。

  • ユ−スケ

    バタイユ2冊目 当時のマイナー雑誌の書籍化のようであるが、数号で廃刊となったようである その内容は過激かつ難解 ほとんど理解できずに終わったが、当時のカウンターカルチャーというか反体制というか、そのあたりの雰囲気だけは感じれたかな・・?

  • 抹茶ケーキ

    バタイユが中心になって編纂した雑誌の翻訳。独裁者が支配する社会を「単頭的」と呼び、それに対立する社会として「無頭的」社会の成立を促す。そしてその社会はニーチェの言う意味での悲劇的なものになる。バタイユの主張はたぶんこんな感じ。全編ニーチェ礼賛なので好きな人にはいいかも。寄稿者にカイヨワとかクロソウスキーとかヴァールとか有名な名前が多くて驚いた。

  • カールステンセン

    岡本太郎にも重要な影響を与えた有名な雑誌の完全な邦訳。仏語は全く読めないのでこうした形で読むことができる事には感謝ばかりです。前半はファシストのニーチェ解釈への批判が多いですが、この辺りはヒトラーやムッソリーニが去った今ではあまり読む価値はないと思います。後半にはキルケゴールやニーチェの深い解釈と共に「死を前にした歓喜」「未来の神話」などまんま岡本太郎な思想が熱く論じられており、当時彼に与えた影響の大きさが伺われます。とにかく文の熱量と思索の激しさが物凄く、当時の熱気を感じられるだけでも読む価値ありです。

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