ジョセフ・e・スティグリッツ

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スティグリッツ 資本主義と自由

ジョセフ・e・スティグリッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492315644
ISBN 10 : 4492315640
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オオカミにとっての自由は、往々にしてヒツジにとっての死を意味する。傲慢な超富裕層による搾取をどう食い止めるのか?トランプ後の世界はどこへ向かうのか?ノーベル賞経済学者が描く、これからの経済社会に関するビッグピクチャー。

目次 : 序―自由の危機/ 経済学者は自由をどう考えているのか?/ 第1部 解放と自由―基本原則(ある人の自由はほかの人の不自由/ 強制により自由に―公共財とフリーライダー問題/ 一般の契約と社会契約と自由/ 自由と競争経済と社会正義/ 搾取する自由)/ 第2部 自由と信念と選好、および公正な社会の創設(社会的強制と社会的結束/ 計画的に形づくられる個人や信念/ 寛容と社会的連帯と自由)/ 第3部 公正で自由な優れた社会を推進するのはどのような経済なのか?(新自由主義的資本主義はなぜ失敗したのか?/ 自由と主権と国家間の強制/ 進歩的資本主義と社会民主主義と学習する社会/ 民主主義と自由と社会正義と公正な社会)

【著者紹介】
ジョセフ・E・スティグリッツ : ノーベル経済学賞を賞した経済学者。クリントン政権時代の大統領経済諮問委員会の委員長、世界銀行のチーフエコノミストを務めた経験があり、2011年にはタイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれた。現在はコロンビア大学で教鞭をとるかたわら、ルーズヴェルト研究所のチーフエコノミストを務めている

山田美明 : 英語・フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 樋口佳之

    数式も出てこないのにスタックオーバーフロー気味…。ともかく読み切りました…。無謀な要約を試みると、ロールズの無知のヴェール、近年の行動経済学の知見を重ねながら、新自由主義=「宗教」化した市場原理主義が理論的に誤りであり、世界から公正さ、ウェルビーイングを喪失せしめ、結果現出している社会の分断、トランプとその亜流の出現、アメリカの惨状、世界的な規模での不公正と格差の拡大と分断等々は、むしろ資本主義そのもの、自由で民主主義的な世界の存続を脅かしている事、それへの対抗的な世界構築への提言というお話でした。

  • Sam

    現代を代表する経済学者の1人であるスティグリッツ。本書では数式は一切使わず、あるべき「自由」、そしてそれをそれを実現するための「進歩的資本主義」を説く。全くその通りと何度も頷く一方で、このとことんリベラルな著作が新自由主義者やトランプ信奉者を振り返らせる力があるかというと正直疑問ではある。これは著者の責任ではなく、「私にとっての真実」が当たり前になってしまったいまの世界ではやむを得ないことであり、それを覆すためにはもっと別の戦略が必要なのだろうと思う。それが何なのかと問われても答えは持ち合わせてないが…

  • ばんだねいっぺい

    フリードマン、ハイエクなんて、駄目よ。あれは、物事を単純化している。三方一両損でウェル・ビーイングを享受できる経済システムにしましょうよ。ということだろうか。

  • Francis

    ノーベル経済学賞受賞者ジョセフ・スティグリッツ教授の最新著。「資本主義と自由」の題名はミルトン・フリードマンと同じだが、原題は「The Road to Freedom」なので「自由への道」とすべきでしょう。「自由は、人間にとってかけがえのない大切なものである。だが、自由を擁護する人たちの多くは自由の本当の意味など考えてはいない。誰のための自由なのか?ある人の自由が他の人の自由を犠牲にして成り立っているとしたら」で始まる本書は「自由」を標榜するハイエク・フリードマンらの唱えた「新自由主義」を批判。(続く)

  • chiro

    資本主義と自由が親和性高い概念である事に異論はないがそれが向かうべき方向を誤ってしまったのがフリードマンらが主張した新自由主義であるという見解はリベラル層には周知の事実となっており、著者はその急先鋒である。著者が主張している進歩的資本主義は、社会的民主主義のもとに実現しうる社会であるとの見解には100%同意するが、この主張が今の社会に不満を抱えている層に同意を得るのはかなり難しいだろう。

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