Mirror Touch(原題)ハーパーコリンズ・ノンフィクション

僕は、患者の痛みや苦しみを実際に感じることができる。他人の状態を鏡のように感じ取る「ミラータッチ共感覚」をもつ神経科医が、脳の知られざる知覚現象を解くサイエンス・ノンフィクション。

目次 : ＩＮＴＲＯＤＵＣＴＩＯＮ　感覚/ １　僕が終わり、きみが始まるところ/ ２　紫・白・オレンジ・朱色/ ３　ミラータッチ共感覚/ ４　ラザロのように/ ５　心の闇/ ６　才能（ギフト）か、呪いか/ ７　スーパーチーム大作戦/ ８　新たな幕開け/ ９　僕たちのストーリー

【著者紹介】
ジョエル・サリナス : フロリダ州マイアミ生まれ。コーネル大学で生物学と社会学の接点を学んだ後、マイアミ大学ミラー医学部で医学の学位を取得し、マサチューセッツ総合病院とブリガム・アンド・ウィメンズ病院で神経学の研修医を務めた。その後、マサチューセッツ総合病院で行動神経学と精神神経学の研究と臨床を組み合わせたフェローシップを修了。ハーバード大学医学部およびマサチューセッツ総合病院で神経学の講師を経て、現在はニューヨーク大学医学部で神経学の臨床准教授を務める。また、脳の健康と認知症に特化したクリニック「アイザック・ヘルス」を設立し、最高医学責任者を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）