ジョイス・キャロル・オーツ

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新しい天、新しい地

ジョイス・キャロル・オーツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875710646
ISBN 10 : 487571064X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

対立の文化が生んだ革新的文学を、オーツの文学への信念、深い学識、鋭い人間観察で読み解く。二元論を超越し、人間の心の深部に切り込み、10人の先見的作家、詩人の作品論から芸術家としての彼らの人生にまで迫った重厚な論考集。

目次 : 1 関係性の芸術―ヘンリー・ジェイムズとヴァージニア・ウルフ/ 2 敵意のある太陽―D.H.ロレンス詩集/ 3 ベケットの三部作における無秩序と秩序/ 4 自然主義文学の悪夢―ハリエット・アーノーの『人形を作る人』/ 5 ロマンティシズムの断末魔―シルヴィア・プラス詩集/ 6 フラナリー・オコナーの透徹する芸術/ 7 無意識の目的論―ノーマン・メイラーの芸術/ 8 石から、肉体のなかへ―ジェイムズ・ディッキーの想像力/ 9 カフカの楽園

【著者紹介】
吉岡葉子 : 1950年徳島県生まれ。1975年同志社大学大学院修士課程修了。現在、高知大学、高知県立大学の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yucat810

    ウルフ・ジェイムスの関係性の中での作品解釈 しかしながら、ウルフに関してはややまとまっておらず、ありがちな時間の中の解釈でまとまってしまっている印象もあり、少し不満が残る しかし、自己探求系が多い論文の中では珍しく関係性の中から彼女の作品を探っており面白い

  • wanted-wombat

    ジョイス・キャロル・オーツによる評論。作家の特質を見抜く眼力には脱帽。日本ではあまり馴染みのない作家も多く取り上げられている。詩に関する評論も多く、少し難しいと思った。カフカに関するところとベケットに関するところにが個人的にも馴染みがあるおかげで読みやすかったです。

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