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名を捨てた家族(仮)1837-38年ケベックの叛乱

Jules Verne

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779122729
ISBN 10 : 4779122724
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

19世紀前半のカナダ・ケベック。圧政に苦しむフランス系住民の前に現れた一人の青年。しかし、人々の希望である彼には、けっして明かしてはならない過去があった…。ケベック独立闘争の行方は?謎の青年の運命やいかに!ジュール・ヴェルヌの知られざる歴史小説、ついに邦訳!!

【著者紹介】
ジュール・ヴェルヌ : 1828‐1905年。フランスの作家。サイエンス・フィクションの先駆的作品で知られる

大矢タカヤス : 東京学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 松本直哉

    冒険譚やSFばかりでなくヴェルヌはこんな小説も書いていた。19世紀カナダのフランス人入植者の英国に対する叛乱の史実に虚構を織り交ぜた歴史小説。執筆当時のナショナリズムと帝国主義の思潮に染まって反アングロサクソンの思想が露骨だとか、フランス人自身の先住民や自然環境への搾取への言及が不充分とか、史実を都合よく歪曲しているとか瑕疵をあげつらうのが馬鹿馬鹿しくなるほど物語の迫力と迫真性に打たれた。婚宴のさなかの銃声。死刑の塔での兄弟のすり替わり。名前を捨てることを余儀なくされた一家の力強い叛逆を通じての贖罪。

  • saba

    あのジュールヴェルヌが書いた歴史小説…というか、カナダ開拓史を舞台にした冒険活劇というか。二段組でびっしりの活字に萌える。徹底した三人称で進むのは、まるで活動写真と弁士の語り口のようだ。善玉悪玉はっきりしていて、展開も冒険ものそのもの。うん面白かった。そういえば、「インディアンの言葉には二人称がない」って確かに、映画ラストオブモヒカンでもそうだったな!と納得。開拓史もの、もっと読みたい。

  • 100名山

    有名な作家ですが、歴史小説は上手いとは言えない。小説になり切っていないと思いました。

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