ジュール・ミシュレ

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ジュール・ミシュレ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894340015
ISBN 10 : 4894340011
フォーマット
出版社
発行年月
1994年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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22cm,358p

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    「アナール派やフーコー、バルトに多大な影響を与えてきた大歴史家ミシュレが、海と生物および人間との関係を気宇壮大なスケールで描く、海の博物誌。海は地球上の大いなる母である。」いやはやミシュレがこんな稀有壮大な妄想家だったとは。一応は各種資料や日誌記録に基づいてはいるが、それらを繋ぐのはミシュレの空想(妄想)力。鋭い洞察も散見されて座視できない。何か他に読みたい。

  • U さん

    海にまつわるいろいろな存在や出来事について、著者の実体験、思いを、他の学者の研究なども引用しながら述べたもの。観察日記といったところでしょうか。ミシュレの海に対する好奇心の強さが伝わります。驚いたのは、そうしたある種専門書のような内容の中に、個人的に「はっ」とさせられる文章が多くあったこと。スピリチュアルや自己啓発の類いではないのに、答えというか、助言をもらった気がしたのが、すごく不思議でした。(今年はじめに『灯台守の話』をよんだ時もそうだったな)きっとご縁の強い一冊、購入決定です。繰り返しよみたい作品。

  • うえ さん

    鯨「かつて地球は、トカゲ魚や空飛ぶ龍、そして爬虫類の恐るべき王国、といった不調和な古い夢を見ていたが…陰気な霧をぬけ出した。現在の肉食動物もまだ生まれてはいなかった。つかのまのきわめて温和で罪のない時期があり、そのとき、地上にはすばらしい生きものたちがあらわれ、彼らは心から家族を愛し、家族を背負ったり、抱いたり、必要とあればその懐中に入れさえした。水上には心やさしい巨人があらわれた。海の乳、海の油は、あふれかえっていた。その動物性の熱をおびた脂肪は、前代未聞の力のなかで沸きたち、生命をもとうとしていた。」

  • Aoka さん

    原文がフランス語だからか、海やくじらが「彼女」と訳されていて文章が柔らかく詩情がある。でも全体的に、ヨーロッパ人にとって海=自然は荒々しく厳しい敵?征服する対象なのかとも感じた。もう一回じっくり読みたい。

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