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ISBN 10 : 4105901907
Content Description
ジュンパ・ラヒリが暮らすローマの家の書き物机から、「ネリーナ」と表紙に書かれた、イタリア語の詩の草稿が見つかった。インドとイギリスで幼少期を過ごした形跡があり、イタリア語のほか英語とベンガル語を話し、アメリカで暮らしていたらしいネリーナというこの女性は、ラヒリ自身にとてもよく似ていた。彼女の詩に惹きつけられたラヒリは、友人である研究者マッジョに編纂を託す。夫と二人の子どもとのローマでの暮らし、コルカタでの幼い日の記憶、遠く離れた両親への思い、イタリア語への愛着、失くなったり見つかったりする大事な品々…。一冊の本のなかに、作家・詩人・研究者というラヒリの三つの分身が現われる、かつてない自伝的作品。
目次 : 窓辺/ 思い出すこと/ 語義/ 忘却/ 世代/ 遍歴/ 考察
【著者紹介】
ジュンパ・ラヒリ : 1967年、ロンドン生まれ。両親ともコルカタ出身のベンガル人。2歳で渡米。コロンビア大学、ボストン大学大学院を経て、99年「病気の通訳」でO・ヘンリー賞、同作収録の『停電の夜に』でピュリツァー賞、PEN/ヘミングウェイ賞、ニューヨーカー新人賞ほか受賞。08年刊行の『見知らぬ場所』でフランク・オコナー国際短篇賞を受賞。13年、長篇小説『低地』を発表。家族とともにローマに移住し、イタリア語での創作を開始。22年からコロンビア大学で教鞭を執る
中嶋浩郎 : 1951年、松本生まれ。東京大学教育学部卒業。フィレンツェ大学留学。長年、フィレンツェ大学で講師を務め、現在広島在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こーた
読了日:2023/08/28
pohcho
読了日:2023/09/21
優希
読了日:2023/09/08
ヘラジカ
読了日:2023/08/24
つちのこ
読了日:2023/11/15
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