ジャン=ジャック・ベッケール

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第一次世界大戦 文庫クセジュ

ジャン=ジャック・ベッケール

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560510018
ISBN 10 : 4560510016
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「避けられる戦争なら、それは起こらないだろう」。バルカン半島で起きたサラエヴォ事件が、ここまで大きな戦争になるとは誰もが予想しなかった。フランスの大戦研究の第一人者が、人類が初めて経験した総力戦の全容に迫る。

目次 : 第1章 なぜ戦争か?(二十世紀初めのヨーロッパにおける国際関係と世論/ サラエヴォ事件/ 動き出した歯車 ほか)/ 第2章 西部戦線(総動員/ シェリーフェン・プラン/ マルヌの戦いの後 ほか)/ 第3章 東部戦線(動因とロシア国民/ 戦争/ 銃後の戦い ほか)/ 第4章 南部戦線(それぞれの参戦/ オスマン帝国、イタリア、ブルガリア、ルーマニア/ 分散する戦争 ほか)/ 第5章 全面戦争(封鎖と反封鎖/ アメリカの参戦)/ 第6章 最後の一五分(徹底抗戦/ 「決戦」一つの時代の終わり)

【著者紹介】
幸田礼雅 : 1939年生まれ。1966年東京大学仏文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • skunk_c

    『仏独共同史第一次世界大戦』のフランス側の著者が著した簡便な大戦通史。個々の戦闘についてはあっさりと記述しながら地域ごとに全体を俯瞰している。民衆の動きに目配せがあるのが特徴で、大木毅がしばしば指摘する大戦末期のドイツ兵の「スト破り」も登場する。面白かったのは、フランスではどうやら日露戦争のことを「満洲戦争」と呼んでいるらしいこと。確かにそちらの方が本質に近い気もする。日本海軍の地中海派遣については記述がなく、陸軍を派遣しなかったことに対し「本気で参戦する気はなかった」とする。植民地戦も視野に入っている。

  • 中島直人

    (図書館)ドイツ、イギリス、フランス、オーストリア、ロシア、イタリア、アメリカ、各々にとり、1914年に始まった戦争はなんだったのか、分かりやすく切り取ってくれる。読みやすく一気読み。面白い、お勧め。

  • ソノダケン

    本来起こるはずなかった戦争。その後の世界を決定した大事件。日本人にとって遠い国の出来事。第一次世界大戦は、よくわからない。それでも本書は東部戦線や南部戦線にも公平に紙幅を割き、密度の濃い一冊となっている。文庫クセジュは質が高い。

  • MH

    各戦線ごとにまとめられている 初学者向けではない

  • bittersweet symphony

    類書があまりなかった第一次世界大戦の概論本は、ちくま新書から木村靖二さんの著作が近い時期に出ましたがこちらをセレクト。緒論と結論のあいだに、西・東・南各戦線とアメリカ参戦後という章立て。仏語本によくあるちと修辞が勝っているところが散見されるのが玉に瑕ですが(文脈を追うのに苦労するレベルのものは勘弁願いたいところ)、概論としては間違いない内容なのではないかと思います。が、誤植というか変換ミスが頻繁に出てきてこれは白水社刊としてはちと致命的な印象、購入する場合は遅い版で再校正されたものにしないと駄目そう。

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