Product Details
ISBN 10 : 456205607X
Content Description
死の直前の弱り切った総統、従者や側近、ナチス高官たちの動き―。ベルリンの総統最期の数十日間と現在のモスクワ/パリを行き来する構成で、二人のジャーナリストがロシアの情報機関や公文書館でヒトラーの遺物や資料の閲覧の許可を得るための交渉を重ねながら、ソ連情報機関同士の抗争やスターリンの思惑、第三帝国官邸地下壕の様子を描く。現在のロシア当局の職員たちとの交渉は「西側」から見ると、ほとんど喜劇のようでもある。戦後、ヒトラー側近に対して行われた壮絶な取調や、トップシークレットとして隠蔽された総統とエヴァの遺体、パリでの法医学的分析など、科学調査が真相に迫る本書のクライマックスである。
目次 : 第4部 調査3(二〇一七年三月、モスクワ/ 一九四五年五月、モスクワ/ 二〇一七年三月、モスクワ、ロシア国立軍事公文書館)/ 第5部 結論?(二〇一七年七月、モスクワ/ 一九四六年五月三〇日、ベルリン/ 二〇一七年夏/ 二〇一七年九月、パリ)
【著者紹介】
ジャン=クリストフ・ブリザール : 報道記者。二十年来地政学を専門としている。約十年間、ナショナル・ジオグラフィックに勤務。2008年から、フランスのテレビ番組で主に独裁政治(中国、北朝鮮、トルクメニスタン、リビア等)についてのルポルタージュやドキュメンタリーを手掛けている
ラナ・パルシナ : モスクワ生まれ。アメリカへ移住。複数の学位を取得し、アメリカ議会図書館勤務後、フリーのジャーナリストに。広報コンサルタント、危機マネジメントに携わり、ヨシフ・スターリンの娘、スヴェトラーナに関するドキュンメント映画を製作している
大塚宏子 : 学習院大学文学部フランス文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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色々甚平
読了日:2020/02/11
hideko
読了日:2019/01/03
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