ジャン・リュック・ナンシー

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脱閉域キリスト教の脱構築 1

ジャン・リュック・ナンシー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773809046
ISBN 10 : 4773809043
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界化した「西洋」の根源にある、“キリスト教”あるいは“神”という名についての徹底した思考。束の間通過する“神”の歩み、ウインクの煌めき―一神教=無神論が名指す無制約的な他者、世界を開裂する何ものでもない“開け”を線描する。

目次 : 無神論と一神教/ 一神教の脱構築/ ユダヤ‐キリスト教的なるもの(信について)/ 全体の無なることの信/ 心臓での経験/ 言葉は肉となった/ ブランショにおける神の名/ ブランショの復活/ 慰め、悲嘆/ 神的なウインクについて/ 脱神話化された祈り/ キリスト教の脱構築/ 脱閉域

【著者紹介】
ジャン=リュック・ナンシー : 1940年生まれ。ストラスブール・マルク=ブロック大学名誉教授。特にハイデガーが解明した実存の二重性をなす共存在・共同性と独異性・単独性の共有=分割(パルタージュ)という問題系を徹底化させることで、西洋形而上学・存在神論における身体性やテクネーの否認を脱構築し、出来事が真に到来しうるような世界、表象作用に還元されえないイマージュが現前しうるような世界、絶対的に切り離された単独者が、その絶対性=分離性のままに、“芸術的”に、触れ合うことが起きるような世界の創造―主体ならざる自己の触発、無カラノ創造―の可能性を素描し続けている

大西雅一郎 : 1955年生まれ。東京大学大学院博士課程中退、パリ第一大学留学、現成蹊大学教員。フランス現代思想・文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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