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文明崩壊 下巻 滅亡と存続の命運を分けるもの

Jared Diamond

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794214652
ISBN 10 : 4794214650
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

全地球規模で進行する破滅の危機を乗り越えるために必要なものとは。問題解決に成功した社会と失敗した社会の相違を解析。観念論ではなく過去の教訓から学んだ極めて現実的かつ建設的な処方箋を提示。

【著者紹介】
ジャレド・ダイアモンド : 1937年ボストン生まれ。ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、生物地理学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。前著『銃・病原菌・鉄』(倉骨彰訳、小社刊)はそれらの広範な知見を統合し、文明がなぜ多様かつ不均衡な発展を遂げたのかを解明して世界的なベストセラーとなった。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、現在は同校地理学教授。アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会の会員にも選ばれている。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス国際賞など受賞は多く、『銃・病原菌・鉄』ではピュリッツァー賞を受賞している

楡井浩一 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    上巻を読んでからかなり時間がたってしまい、本を整理していたらこの下巻が出てきました。下巻は歴史にはあまりこだわらずの現在の世界の置かれている状況から問題点をあげ、その解決策をどうしていくのか、ということを中心に書かれています。この本を読んでいて昔私が若い頃にかなり評判になった、ローマクラブの「成長の限界」という本を思い出しました。もう少しそれをわかりやすく説明している気がしました。

  • キムチ

    ボトムアップ/トップダウンの実証例を用いつつ、検証する論理展開の下りは極めて整理されており素晴らしい。しかも今 問題沸騰している諸事に関しての冷徹な目が この本執筆27年前にあったという事実。如何せん、雑事に追われる雑魚の私にはあまりの内容の重さ、量に圧倒された10日余り。読み返す必要があるなと。しかし、最も精読玩味してほしい相手はロシア・中国・北朝鮮そしてシリア・ベネズエラ等々。我々は「海に向かうレミング集団」だなと一蹴してしまいそうになる。温故知新、史実を踏まえる意義の重さを再認識

  • akira

    文明崩壊下巻。 上巻に続き、濃密な情報分析が続く。中国、オーストラリア、ドミニカ・ハイチなど、興味深い事例が多数。 崩壊の予兆はおそらくどの社会にも見えていた。しかし、それを防ぐことができなかったのは何故か。それは、現代で我々が直面している数々の地球規模の問題群を解決できずにいる状況と重なる。正しいことでありながら取り組めないジレンマ。経済的、国家間的、その他の利害と価値観などにより、崩壊へのタイマーは止められずにいる。最後は人間で決まるか。 「なぜ社会がみずから災いを招くような決断で滅びるのか」

  • みねたか@

    現代。脆弱な環境の大陸オーストラリア,巨大経済と中央集権のもと環境被害と環境保護の間で大きな振り幅で歩む中国。これらを描く過程はスリリング。血液中の有毒化学物質濃度が世界で最も高いのがイヌイットという事実は衝撃。グローバルな環境問題への対処として,現実論者である著者の主張は極めてシンプル。すなわち、一般市民の姿勢の変化が,企業行動や政府行動の選択を促すというもの。過去の崩壊した社会を描いた上巻から実証研究に支えられた論考は知的冒険というにふさわしい。冒険を経た一市民として愚かな選択をしないよう自戒

  • keitastyle

    地球の資源を大事にしないとダメって事やな!

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