名を救う 否定神学をめぐる複数の声 ポイエーシス叢書

ジャック デリダ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784624932534
ISBN 10 : 4624932536
フォーマット
出版社
発行年月
2005年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
159p;20

内容詳細

『パッション』『コーラ』とともに「名についての三篇の試論」を構成する本書で、デリダは「否定神学」と呼ばれる論法を語り得ないものについて語る否定的言説としてでなく論法自体の可能性と根拠を再審に付す。ドイツ・バロック期の神秘主義的宗教詩人アンゲルス・シレジウスの代表作『ケルビムのごとき旅人』の否定神学的な美しく難解な詩句を引用しライプニッツやハイデガーの言説を踏まえそこに秘められた論法の根源性と複数性を明るみに出す。デリダ的論理の根幹に触れる臨場感あふれる言説のパフォーマンス。

【著者紹介】
小林康夫 : 1950年、東京都生まれ。東京大学教養学部卒業、同大学大学院博士課程、パリ第10大学大学院博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は、表象文化論、哲学、フランス文学

西山雄二 : 1971年、愛媛県生まれ。神戸市外国語大学国際関係学科を卒業。現在、一橋大学言語社会研究科博士課程に在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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ジャック デリダ

1930‐2004年。仏領アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義に対する脱構築を唱え、文学、芸術、言語学、政治哲学、歴史学など多くの分野に多大な影響を与えた

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