ジャック・ル・ゴッフ

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中世と貨幣 歴史人類学的考察

ジャック・ル・ゴッフ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865780536
ISBN 10 : 486578053X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • k5

    著者は資本主義の成立条件を貨幣の安定的供給と、統一市場の存在、そして証券取引所の成立とみなしています。よって、これら全てを満たさないヨーロッパの中世には資本主義が存在せず、あったのは「愛徳」を重視する贈与経済である、と。その正当性については、私の中世知識では判別しかねますが、「価値」とは何か考える上でヒントをもらったような気がします。貨幣についてもう少し勉強します。

  • 1.3manen

    2010年初出。主要テーマ:@経済、生活、心性において貨幣がいかなる境遇にあったか。A宗教が支配的な社会で、キリスト教徒としてあるべき貨幣に対する態度や使途をどう考え、説いたか(表紙見返し)。アルベルトゥスの説教(1263年):貧者に糧を与え、都市を建造物で飾って彩ることの出来る、商人と富者の役割を強調(56頁〜)。ゾンバルトの都市の定義:食糧に関して外部からもたらされる農産物に依存する人間集団(71頁)。ヨーロッパの銀貨に対して、アフリカの金貨(90頁)。

  • 人生ゴルディアス

    『中世の高利貸し』は、結局まともな利率なら悪とみなされないよとトマス・アクィナスが言った、程度の理解しか出来ず、本の内容が薄いのか、それとも自分に読解力が無いのかと思い、改めてル・ゴッフが貨幣について書いたという本書を読んで思ったけど、ル・ゴッフは哲学的に弱いところがあるのではなかろうかと思った。中世において貨幣は現代的な意味とは違い、富とは権力のことである、というのはほほうと思うが、なんか思想的な土台があやふやなんだよな・・・。一足飛びに感じるというか。ために、結論もどこか重みが無い。

  • rymuka

    読書録あり → http://rymuka.blog136.fc2.com/blog-entry-64.html

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